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メルボルンF1グランプリ観戦ガイド①

あと1カ月でスタート。見どころはここだ。

2010年2月22日掲載

今年のメルボルングランプリは、3月25日(木)から28日(日)までの4日間、アルバートパークで行われる。

メルボルンの市内では、前人気を煽ろうとイベントが開始された。今年の見所を上げてみた。

今回は、第一回としてコントラクター(マシン・メーカー)編。

トヨタ、BMWが撤退。
トヨタ、ホンダからは、エンジンの供給も無いので日本勢は残念ながら完全撤退。
ブリジストンも2010年を最期にタイヤの供給から撤退する。
有力コンストラクターは、メルセデスGP、マクラーレン、フェラーリ、昨年好調のレッドブルの4チームの戦い。
昨年ホンダから引き継いだブラウンGP(グランプリ)は、メルセデスに買収されてメルセデスGPとなった。
名門メルセデスのF1復帰は55年ぶりのこと。世界の自動車メーカーの撤退が相次ぐ中をでの復帰は驚きで見られている。

マクラーレンは、2008年の世界チャンピオンルイス・ハミルトンと2009年の世界チャンピオンのジェンソン・バトンのふたりのトップレーサーを擁しても戦い。
これはアイルトン・セナとアラン・プロストのふたりを擁した1989年のマクラーレンの再来を思わせる。

常勝フェラーリは、2009年は、わずかキミ・ライコネンのベルギーGPでの1勝と屈辱の年であった。
2010年は、ルノーから移籍したフェルナンド・アロンソと昨年は怪我でほとんど出場できなかったフェリッペ・マッサのふたりで戦う。
マッサがどれだけ復帰して活躍できるかがカギ。

レッド・ブルは、2007年の5位が最高であったが、2009年は、過去最高位の2位にまで上がった。
比較的力が非力と見られていたルノーRS27V8エンジンを駆ってのこの成績は立派。
2010年のドライバーは、昨年と同じセバスチャン・ベッテル(ドイツ)4勝とマーク・ウェバー(オーストラリア)2勝の合計6勝。
ことしも怖い存在だ。

これに名門ウィリアムズ、ルノーがどう戦うかの構図だ。

一方、新規参入組は、バージン・レーシング、ロータス、コンポスの3チームがほぼ確定。
バージンは、昨年はメルボルングランプリの最中にブラウンGPをスポンサーすると発表して驚かせたが、自分のチームを持ちたいというバージン航空のリチャード・ブランソン会長の思いが実現した。


1958年から1994年までF1に参戦していた英国の名門チーム・ロータスの血筋を引くロータスF1チームは、マレーシア資本のチーム。
USF1チームは、今シーズンの参戦はほぼ難しい状況だ。

コンストラクター
①マクラーレン
②メルセデスGP
③レッドブル
④フェラーリ
⑤ウィリアムズ
⑥ルノー
⑦フォースインディア
⑧トロロッソ
⑨ロータスF1レーシング
⑨コンポス
⑩バージン・レーシング
⑪BMWザウバー

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