第35回全豪剣道選手権大会

“200人の剣士がメルボルンで頂点を競う”

第35回全豪剣道選手権大会

4月3日・4日、ヴィクトリア州のメルボルン総合スポーツセンター（Melbourne Sports & Aquatic Centre）にて全豪剣道選手権大会が行われる。去年8月、ブラジルで行われた世界剣道選手権大会で熱戦を繰り広げた豪州代表選手たちも参加する今大会は、35年の歴史を持つ本大会の中でも最大規模を誇る大激戦となるだろう。
  
日本の武道の中でも最も古く、また武士道精神の体現でもある剣道。侍の伝統や道徳を説き、1000年以上もの歴史を誇りながらも、ダイナミックなスポーツとしての側面を持つ。剣道の試合は、目にも止まらぬ速さで多彩な技を繰り出し、精神の上でも相手と切磋しながら、面、小手、胴を巧みに狙う。

剣道発祥の地は日本、というのは日本人なら誰でも既知の事実だが、今や世界中で1億人以上の剣士が稽古に励み、3年に一度に開催される世界剣道選手権大会では40もの国々から剣士が集うことは存外知られていない。特に近年では「ラスト・サムライ」等、ハリウッド映画に惹かれて、世界中の人に親しまれる武道となりつつある。

日時：4月3～4日
場所：メルボルン総合スポーツセンター(Melbourne Sports & Aquatic Centre)
URL：http://akc2010.kendovictoria.asn.au