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ABLオールスターゲームがメルボルンで開催!

日本人選手たちがオールスターゲームでオーストラリア代表と対戦!

2012年12月17日掲載

 

2012年12月16日(日)に、爽やかな青空のもと2012年ABLオールスターゲームがメルボルンボールパークで行われました。

年に一度 ABL(オーストラリアベースボールリーグ)で活躍する選手が一度に集まるこのイベントの会場に、今年リノベーションされたメルボルンボールパークが選ばれました。オールスターチームの分け方は、パリーグ/セリーグのようなリーグの違いもないし、イースタン/ウェスタンのように地域で分けることもないABLの場合は、、、

オーストラリア代表 VS ワールドオールスターズ(ABLで活躍するオーストラリア人でない選手たち)

代表ユニフォームでプレーするオーストラリアチーム

 

 

2013年は第3回ワールドベースボールクラシック(WBC)の開催年ということもあって、オーストラリア代表にとっては格好の実戦型式での最終調整機会となったこの試合。代表のユニフォームをまとって気合い十分で望みます。オーストラリア代表を引っ張るのは、メルボルンエーシズのジャスティン・ヒューバーとブラッド・ハーマン。メジャーリーグでのプレー経験があるベテランがチームの主軸としてワールドオールスターズに対します。

 

ワールドオールスターズは、アメリカ人、韓国人、日本人選手で構成されその中にメルボルンエーシズの小石博孝投手と中田祥多選手が、ブリスベンの尾中選手とともに選出されています。

 
DHで先発の中田祥多選手(メルボルン)   センターでフル出場の尾中博俊選手(ブリスベン)

 

 

さて試合の方は、2回ウラにオーストラリア代表がヒューバーのセンター前ヒットでチャンスを作るとハーマンのツーランホームランが飛び出し先制します。さらに後続にソロホームランが出て3点を先制します。

直後の3回のオモテ、ワールドオールスターズも尾中選手のセンター前ヒットを機に2点を挙げ、追い上げをはかります。

しかし3回のウラにフォアボールとエラーを絡めて1点を挙げたオーストラリア代表が試合を優位に進め、5回のウラにハーマンのツーベースヒットで更に2点を追加して試合に決着をつけるカタチとなりました。

結局6−4というスコアでオーストラリア代表が勝利し、2013年3月2日から台湾、韓国、オランダと対戦するWBCの1次ラウンドへの弾みを付けました。オーストラリア代表にとってはここが自国での試合調整は最後の機会ということですが、まだまだ投手力と守備力に甘さが見えるチームだけになんとか韓国に次いでの1次ラウンド2位通過を狙いたいところでしょう。

 

6-4で勝利したオーストラリア代表

 

試合詳細スコアはコチラ

 

メルボルンエーシズ日本人の結果は、中田選手が5回までDHで先発出場。2打数0安打。小石投手が、7回のマウンドをヒューバーにフォアボールを出したものの0点でしっかり抑え、最近の好調ぶりを見せてくれました。

7回のマウンドに上がった小石博孝投手(メルボルン)

 

メルボルンエーシズは今週の木曜日からシドニーとの4連戦を迎え、このシリーズで小石、中田、中崎の3選手は日本に帰り自主トレ〜春季キャンプに合流します。来週がメルボルンでこの3選手と会えるのも最後となります。リーグでは単独の最下位(6位)に低迷しているチームですが、試合後はファンサービスでグラウンド上にて選手たちと写真をとったりサインをもらうことができるようなサービスを行っています。夏の野球観戦日和にメルボルンボールパークを訪れてみては?

地元の子供たちにもファンサービス

 

メルボルンエーシズのスケジュールはコチラ

(文・写真:湯本拓也)

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

以前のコメント

GoMel-Baseball   (2012-12-21)
ありますよ!11月から2月までと短いシーズンですが、日本のプロ野球やアメリカのメジャー傘下のチームから日本人選手がシーズンオフにやってきて、オーストラリアのリーグに参加します。かなり間近で観れてお得ですよ。
Lunartemis   (2012-12-18)
オーストラリアに野球のチームなんてあったんですね。。。

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