RUN FOR JAPAN
走るチャリティ。日本のために。
2011年7月20日掲載
2011年7月21日更新
2011年7月17日(日)。
ビクトリア州を代表する新聞社The Age主催による、Run Melbourneが開催された。
※3キロKids Runは16日(土)に開催。
当日心配された雨も降ることはなく、5キロ、10キロ、ハーフマラソンコースへ合計17,000名ものランナーが冬空の下参戦。
またこの大会を通じて集まった寄付金は2011年7月20日時点で$1,227,096に達した。
参加者は任意で、また自らの選択によりチャリティ活動を実施することができる。
そんな参加団体の中に「Run For Japan」という1つの団体があった。
このチームを率いたいのはMikiさん。
※Mikiさんへのインタビュー記事はコチラから
3月の震災以降、「(日本のために)何かしていないと、自分がダメになりそうだった」というMikiさんは、一念発起しRun Melbourneへの参加を決意。
賛同者、参加者、また活動支援をお願いするための行脚の末に迎えた当日。
日本の復興支援のためとRun For Japanに集まったランナー支援者は51名。チームとしてもオーストラリアでトップとなる総額$16,000をオーストラリア赤十字社の日本復興支援アピールへと収めることに成功した。
5キロ、10キロ、ハーフマラソン、さらにはキッズランまで。
Run For JapanのTシャツに袖を通し、全ては日本のため、また自身の挑戦のためにも全力で走り抜いた。
時折Tシャツを着たランナーを目にした沿道の人々は「GO JAPAN!!」と温かい声援を送ってくれたという。
震災から四か月が経ち、少なくともオーストラリア国内での報道が落ち着いてきた今、そのTシャツを着用する意味はチームの結束力を高める以上に大きかったのではないだろうか。
販売を通じた義援金集めも目的の一つである一方、最大の目的は日本が直面したこの事態を風化させないためのリマインダーとしたかった、とTシャツ作成に関わったKeikoさんもそのように語る。
走ることへのチャレンジと、またそのチャレンジが日本の復興支援に繋がるという2つの達成感はその後行われた打ち上げ会場に満ち溢れていた。
そんなRun For Japanの次なるステージは9月に開催されるシドニーランニングフェスティバル、そして10月開催のメルボルンマラソン。
シドニーの大会へは既にメルボルンからも3名の参加が確定している。
チームは引き続きメンバーを募集しています!
メルボルン在住者だけでなく、シドニー在住の皆さんも是非お気軽にお問い合わせください。
Run For Japan / runforjapan2011@yahoo.com.au
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