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ANE News 1 May 2012 Volume 5

Multicultural Parents Day からのご招待

今月5 月9 日に、モナッシュ韓国シニアシチズンクラブ、そして韓国人社会福祉グループ協賛の「Multicultural Parents’ Day」が行われ
ます。イベントの趣旨は、韓国の行事のひとつ「両親の日(5 月8 日)」にちなみ、シニアを含む「両親」を祝う為に行われます。Oakleigh
のシニアグループをはじめ中国、スリランカのコミュニティーグループも参加予定です。
ANE もこのイベントにご招待を受け、近日練習をしている、花笠踊りをご披露する予定です。(参加希望の方がいらしたら至急、真理ヘ
ーゼルウッドまでご連絡下さい。(asiaaccess@bigpond.com)
当日は他のコミュニティーグループのシニアの方々にも是非とも踊りに参加していただけたらと思っています。
両親の日の祝いの花は、日本の母の日と似ており、「カーネーション」です。このイベントの為にANE の折り紙クラブから折り紙カーネ
ーション、その他の花を花束にまとめ寄付予定。5 月9 日に向けボランティアが折り紙カーネーションその他をを作成中です。
イベントの詳細:
Multicultural Parents’ Day
Date: 9 May 10am-2pm
Venue: Oakleigh Hall
(142 Drummond St,Oakleigh)



ANE 英語俳句同好会からのお知らせ

ANE 英語俳句同好会では、脳の活性化の為に俳句を作り、また英語の俳句を日本語に訳したり、日本の俳句を英語に訳して国際的な俳句作りを楽しみます。新老人の会本部(日本)で俳句の指導を担当しておられる俳人・木下星誠先生に、オーストラリアからの投稿とご指導も認めていただきました。この機会に俳句を始めてみませんか? 俳句と翻訳の句は6 月のフェデレーション・スクエアでのイベント、翻訳祭(The Gift of Light と同じく、The Light in Winter のお祭りの一部)で朗読されます。朗読は6 月17 日予定。



The National Year of Reading
~オーストラリア国内での識字率を高める~


2012年は、オーストラリアでThe National Year of Reading – to make Australia a nation of readersを目指しています。日本の識字率は99%で、文盲の人は少ないのですが、オーストラリアでは移民、避難民の受け入れをしていて46%の人が英語を読めないのではなく母国語さえも読めない人がいます。母国語が読めない人が英語がすぐに「読める言葉」として理解されることは無いでしょう。新聞が読めないだけでなく、買い物に行ってもラベルが読めない、薬物や道端や建物の「注意書き」や「危険」が読めないので、命にかかわる問題になります。子供達を“Reading”に親しませる運動だけでなく、大人も含めての“Reading”運動を促しています。
メルボルン大学の言語教育者は、オーストラリアの言葉の教育が「劣化した」とレポートしています。理由のひとつは、昔は“Phonics・音"で言葉をはじめに教えていたのですが、今は“つづり”と“発音”(whole Language) を始めから教えているので、子供達が混乱している傾向があるそうです。もう一度“Phonics”教育ではじめにきちんと子供達の指導をすることで、英語力の伸び方が違うと指摘する教育者達がいます。
もうひとつの理由は<家庭内で活字、言葉を尊重する文化があるかないか>も経済面、社会面で問題にかかわってきます。Bellfield小学校では1996年にJohn Fleming校長先生が赴任した時には5分の4の子供達が英語を読めませんでした。220人の生徒の半数は 片親で、5分の1の子供達が「英語を母国語としない」家庭の80%以上の親が失業中という状態でした。Fleming校長先生は、教育長の指針に従わず、徹底して“Phonics”教育を進めました。2003年にはVictoria州の全州識字率テストで、10指以内に数えられる程の成果があり、言葉が読めるようになったことで他の教科全般に進歩があったそうです。
言葉教育は、IQには関係してなく、小学校に入学した時からどのように言葉にかかわってきたかで8歳ぐらいで差が出てきます。この頃から語彙の数が増えてきて、15歳前後になると、ますます大きな差になって「読めるか読めないか」「判るかわからないか」が表れます。
Whole languageの方法では、例を挙げると:
“I use soap to wash my face.”
Boy 1: “I use soap to watch my face.”
Boy 2: “ I use soap to clean my face.”
で、Boy 2は意味が取れているので「間違っているとは教えない」そうです。リラックスして読むのが楽しければよいという考え方をします。
現在アメリカでの研究では、子供達は一人ひとり<学び方>が違うので、どちらの方法がよいか悪いかではなく、その子供に合った読み方、話し方を先生が見極めながら「読むことの楽しさ」を判るようにしようと考えています。
携帯やiPod でメッセージを送る子供達はきちんと言葉を読めなくなっているし、書けなくなっています。Spell Checkで自動的にスペルを直されるので、きちんとしたスペリングが出来なくなっています。本屋さんがつぶれ、新聞もInternetで読むから「買わない」世界の傾向の中で、Readingの持つ意味 を2012年のThe National Year of Reading – to make Australia a nation of readers考えてみましょう。



クラフト教室・各種勉強会の予定(5月、6月)

場所: ①JIC教室 Shop 8, Level 1, The Paramount Centre, 108 Bourke St Melbourne
②匠レストラン 32 Burke Street Melbourne
③Do Care主催ムーニーポンズシニアクラフトグループ 762 Mt Alexander Rd, Moonee Ponds
お問い合わせ、ブッキングは、以下の担当者に直接お願いいたします。





西地区「日本語教室」からのお知らせ

ANEスポンサーの日本語教室が4月19日からスタートいたしました。生徒数は23名、幼稚園クラス、小学生クラス2クラスの3クラスで開講しました。ひらがなの読み書きに重点をおいた、学習をめざしております。小学生クラスにはまだ空きがありますので(低学年)、ご興味のある方は、まずはお問い合わせ、見学にいらしてください。また、講師を希望の方の見学、お問い合わせも大歓迎です。
参加費: $6 ($5講師代 プラス $1場所代) 日程: 毎週木曜日4:15~4:45pm 場所: Banchory Community Centre、 Cnr Banchory Ave & Bedingham Dr Hillside 問い合わせ:智恵子 Ph: 0413 311 678 chiekohester@iprimus.com.au
また今月は、「クカバラ文庫」の初開催を5月27日に予定しております。本の貸し出はもちろん、折り紙やその他クラフト等のアクティビティーも行う予定です。 お子さん両親のみでなく、おじいさんおばあさんもご一緒にご参加下さい。
クカバラ文庫オープンデイ
日程:5月27日(毎週第4日曜日) 1時~3時 本の貸出:1時~2時 (貸出料 $3) アクティビティー:2時~3時 (オープンディのみ無料 - 通常$3) アクティビティー詳細: *絵本の本読み(日本語、英語) *折り紙ピクチャーカード作り *結んで作るシュシュ *割り箸鉄砲作り 団子と緑茶のフリーサービス有り。
お手伝いボランティア募集中です。 連絡先:博美 Ph: 0425 766 485



「日本食共同購入」からのお知らせ

好評の日本食共同購入プロジェクトは今月も注文受付をいたします。ご利用方法は以下の通り。
注文できる商品は、ANE法人スポンサーのダイワフード様のオンラインショップ、市場ジャンクションの商品(以下ウェブアドレス) http://www.ichibajunction.com.au/ja/。この中から注文したい商品を選んでいただきますが、オンラインではご注文なさらないで下さい。注文は共同購入担当の「ひろみ」まで、メールにてご注文下さい。(ANEfood@gmail.com)
毎月注文は15日までにメールにてお願いしております。配達は毎月第4火曜日となりますので、今月の配達は22日です。
また、先月は、冷凍ウニを販売いたしましたが、他の卸売業者からもANEサンプルを提供くださいました。月次役員会議にて試食させていただき、大好評でした。今回もタスマニア産ですが「生ウニ」のご提供で200g単位、値段は確認が取れていませんがおそらく$20。ご興味のある方はANEfood@gmai.comまでご連絡下さい。販売、配達が確定しましたらお知らせいたします。(個人的意見ですが、頬がとろけるくらいおいしかったです! 談:智恵子)

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