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ラケットよりシューズの方が大事

あちょっす!
もう4月も終わりですか。あっという間ですね。メルボルンはどんどん日も短くなり、5時頃からテニスするには照明が必要になってきました。

さてさて、今回は久しぶりに道具のお話を。実は今年に入って買ったシューズが中のソールが切れてしまい、横に走らされ止まった時に足が流れてしまう感覚があり捻挫の不安がありました。という事で新しい靴を買うことに。。。あの靴180ドルもしたのに。。。しっかり元取っていただくためにもジョギング用に使いますけどね。ジョギングなら横の動きはほとんどありませんから大丈夫でしょう。
以前にラケットのお話はしたと思いますが、個人的にはラケットよりシューズの方が真剣に選んでいます。以前に話した通り、ラケットなんてカッコ良ければなんでも良いんです!ただシューズだけはそうもいかない。自分は昔から足の怪我が多いので靴はかなり気にしています。なお今回の話は専門家の意見等に基づいておらず、完全に自論で展開しますので、信用して靴選んだのに怪我した!!等のクレームは受け付けませんので(笑)


自分がテニスシューズに求めるのは3つ。
1. 外側の頑丈さ
2. 踵部分の高さ
3. シューズの重さ
もちろん値段も重要ですが、どんなに高くても足に合えば出してしまうのでここでは割愛(笑)。

外側の頑丈さとシューズの重さ。これは結構繋がっているのです。外側の頑丈さになぜこだわるか?これはシューズの外側の部分が柔らかいと滑った時に外に足が流れてしまい捻挫の原因になるからです。ここがしっかりしているとランニングショットなど外に走らされて一気に踏み込んでも流れないので安心してボールを追えるのです。そしてシューズメーカーが売りにしているのでよく目に入るのが軽さ。もちろん靴は軽いのに越したことはないでしょう。同じ性能で1kgと10kgの靴があれば圧倒的に前者の方が早く走れるし疲れないでしょう。シューズの重さの違いは1gからかなり多く見積もっても100gほどでしょうが、テニスに必要なのは瞬発力と短距離の速さ。あの狭いコートでボールを追うわけですから。たとえ10gの違いでも追いつけるボールとそうでないものの差は出るでしょう。ただ軽さを追求するあまり素材を軽いものを使ってしまうと大抵柔らかいメッシュなどが多く使われており、頑丈さに繋がっていないと思います。プロ選手の脚力があれば軽いシューズで柔らかい素材でも踏ん張ることが出来るのですが、自分は脚力がある方ではないのであまりにも軽いと踏ん張れるかどうか不安が出てきてしまいます。そういった意味でも軽すぎず、ある程度の重さがあった方が安心感があります。そして足にフィットした靴を履けば重さは意外と気にならないものだと思います。
踵の高さというのは、ハイカットのシューズが自分には合わないのです。自分は上の方で話した通りかなり滑ったり、足を目いっぱい開いてボールを返すテニスをするので、まあこういうと皆さんはDjokovicやKlijstersのテニスを想像するのでしょうけどただ足が遅いからこうならざるを得ないだけ、なのでハイカットで踝が隠れているような靴だと足を曲げた時に足首に靴が刺さる感じがして可動域が狭まるのが嫌なのです。ローカットで踝が出て、足首を曲げても靴が足に当たらないものを選びます。

そんなこんなで探してずっと愛用しているのが、中学に入った頃からずっと履いているAsicsでこの前破れたのは同社のGel Resolution。最初に買った当時はスウェーデンのテニス選手のTomas Enqvistの名前が冠されており、Gel Enqvistという名前でした。その後今のGel Resolutionに変わったのかな?今年のAustralian OpenでEnqvistが来ていましたが、いまだにAsicsのこのシューズを履いていましたね。今も契約が続いているのかはわかりませんが、していてもしていなくとも気に入って履いているのでしょうね。最近はAsicsのシューズを履く選手が本当に増えましたね。オージーのStosurや、今年からはフランスのMonfilsも契約しています。

Monfilsのこの動画がめちゃくちゃかっこいい。

流石はテニス界唯一の空を飛べる男。アクロバット満載のMonfilsの魅力が詰まった動画ですね。


GasquetやHaasもAsicsのシューズを履いていますが、彼らは契約をしているのでしょうか?とくに調べても出てこないので契約はないのでしょうか?彼らほどの選手ならほかのメーカーから靴の提供はありそうですが、契約無しでAsicsを履いているのであればそれだけ具合が良いのでしょうね。事実今選手間で契約問題さえクリアすれば履きたいのはAsicsの靴という話が出ているそうですね。ここ2年ぐらいのテニス雑誌でたびたび目にします。


あまり特定のメーカーの話を掘り下げて回し者だと言われるのも嫌ですからこの辺にしますが(提供していただけるならしていただきたいですけどね笑)、皆さん今一度靴にも目を向けて見ましょう。これから寒くなっていくと体も冷えて怪我のリスクも増えます。靴もしっかり自分に合ったものを探してテニスを楽しみましょう。


ああ新しいシューズ履いてどうなるか今夜の試合が楽しみだ!

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