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Hewittのデ杯が終了

うにょ~ん。

 

イギリスとの準決勝を戦ったオーストラリアですが、3日目のシングルスでTomicがMurrayに敗れたため、3−1(第5試合の消化試合は勝利したため最終結果は3−2)で敗退となりました。

 

1999年にDavis Cupデビューを果たしたHewittですが、通算17年、41回の参加、通算58勝19敗、シングルスは42勝14敗といった勝利数ももちろんオージーの記録です。2003年には準決勝でFederer率いるスイスに勝利し(Davis CupでFedererに勝利数でリードしている数少ない1人です)、その勢いのまま優勝をもたらしました。

 

2003年の優勝はもちろんですが、今年の準々決勝のカザフスタン戦での戦いがこれぞHewittというものを見せつけました。

KokkinakisとKyrgiosの若手有望株(Kyrgiosがまだ問題を起こす前です)が初日のシングルスで敗れ崖っぷちに立たされたオーストラリアですが、ダブルスでGrothとHewittが勝利すると、この2人に最終日のシングルスを任せる選択がドンピシャでハマりました。AFL育ちの盛り上がった会場が大好きな2人がホームの声援を見事に力にして躍動しました。

 

今回のダブルスもGrothとHewittがMurray兄弟に挑みました。第4セットでは相手のマッチポイントを防ぎフルセットにもつれ込みましたが、やはりダブルス巧者のJamieと息のあったAndyが素晴らしいプレーを見せましたね。この2人でのツアー優勝もありますから、ダブルスは慣れたものでしょう。Jamieはやはり素晴らしいダブルスプレイヤーですね。Grothをコントロールして穴を作るように動かす展開は見事でした。

 

イギリスですが、Murrayの気合の入れように普段のツアーしか見ない方は驚いたかもしれませんね。試合中にガンガン声を出し自分を持ち上げ、仲間の試合中もどんどん声を出している姿はなかなか見られる姿ではないでしょう。

 

もう一つの準決勝はベルギーとアルゼンチンが対戦し、ベルギーが111年振りに決勝進出を決めました。Darcis(2年前のWimbledonで1回戦でNadalを破り一躍時の人となった選手です)が勝利を決めた瞬間のビデオがこちら。

 

スピーカー壊れてしまいますね・・・

 

今年のDavis Cupは大盛り上がりですね。ワールドグループ入れ替え戦も行われ日本はコロンビアに3−2でギリギリ勝利し、ワールドグループ残留です。来年のワールドグループは、

日本、フランス、イギリス、オーストラリア、カザフスタン、アルゼンチン、セルビア、カナダ、ベルギー、チェコ、スイス、アメリカ、イタリア、クロアチア、ポーランド、ドイツの16カ国で争われます。まだ決勝も終わっていませんが、楽しみですね。

 

 

それでは今週はこの辺で。

 

ほいだらの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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