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イギリスが79年振りにDavis Cup優勝

うにょ~ん。

 

大ラスのツアーファイナルも終了し、男子ツアーの隠しステージのような(個人的に思っているだけですけどね)Davis Cupファイナルですが、Murray兄弟率いるイギリスがベルギーに勝利し、79年振りに優勝しました。

 

初戦はベルギーの1位Goffinとイギリスの2位Edmundが対戦。Edmundは2003年のスペインのLopez以来となる、決勝がDavis Cupのデビューとなった選手。さらにアウェイのベルギーでの試合で格上のGoffin相手ですから、誰もがGoffin優勢を予想する仲、世界ランキング100位のEdmundが2セット連取します。Goffin自信も、最初の2セットはEdmundが素晴らしくて不安になったと語るほど。しかし試合巧者はGoffin、第3セットでギアを入れ替えると、体がついて行かなくなったEdmundに付け入る隙を与えず、見事に勝利。

Andy MurrayがBemelmansに苦手なクレーながらも貫禄のストレート勝利、決勝にふさわしく両国のエースがしっかり役目を果たし1勝1杯でダブルスに繋ぎます。

イギリスはAndyとJamieの兄弟コンビで登場、兄弟でツアー優勝もしていますし、この2人はダブルスが噛み合っていますね。GoffinとDarcisで臨んだベルギーですが、1-3で敗れました。アウェイながら、兄弟で戦うというのは他のどんな応援より心強いものでしょうね、僕も兄がいますがあの兄とは決して味わえない感覚です(笑)。

最終日はそれぞれの1位同士2位同士が対戦し勝敗が決まりますが、MurrayとGoffinのエース対決はMurrayに軍配が上がりました。この戦いのマッチポイントのこれ以上ない美しいショットを是非ご覧ください。

 

Murray自身はクレーは苦手と話していますが、彼自身のディフェンシブなプレイスタイルはクレーに合っていると思うんですけどね。Llendlがコーチとしてついていた時期はそこにオフェンシブさが加わりかなりいいテニスをしていたのですが。

 

これでFederer、Nadal、Djokovic、そしてMurrayとBIG 4が全員Davis Cup制覇を経験しました。個の力だけでは絶対に勝てない団体戦のDavis Cupを4人全員優勝したというのが、BIG 4の凄さのような気がしますね。キャプテンシーもさることながら、自分自身も持っているという引きの強さが見えますね。

 

今季のテニスもツアーは終了、オーストラリアはこれからAustralian Openのワイルドカードプレイオフが行われます。中国でも行われるこの大会、日本の豊田チャレンジャーで優勝した西岡が日本勢3番手になりましたが、この勢いのままワイルドカードを物にできるかどうか?

 

オフシーズンですがまだまだ話題満載ですね。

 

 

それでは今週はこの辺で。

 

ほいだらの。

 

 

 

 

 

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