インタビューinterview

ファッションbeauty

メルボルンより レギンス革命 始まる

新しいファッションスタイル 『Lydra』 に大注目

2012年7月26日掲載

 

メルボルンで大注目のニューレーベル 『Lydra』 の設立者であり、デザイナーのLinda Vydraさんにお話を伺いました。

<Linda Vydra・プロフィール>
メルボルンのチェルテンハムで生まれ育った、25歳の若きデザイナー。
子供のころから縫い物や物作りが好きで、RMITで広告マーケティングとファッションを学ぶ。
2009年に、リサイクル品を使用したバック、ジャケット、スカートの制作を中心とするレーベル『Lydra』を立ち上げる。
今年4月には、様々なアーティストとコラボして、新しいスタイルのレギンスを発信する新レーベル『Pins by Lydra』を発表。


 


Anthony Breslin collection, photo by Calvin Tiono

―どのような経緯で『Lydra』、『Pins by Lydra』のブランドを立ち上げたのでしょうか?

RMITで2年間ファッションデザインについて学び、作った服を友人たちに販売したところ、大好評。そのころから、リサイクル素材を用いて、バックやジャケットを作っていました。学校を卒業した後、『Lydra』を立ち上げ、服やバックを中心に販売しました。

最近、特に力を入れているレギンスは、さまざまなアーティストとコラボレーションして制作することがメインテーマとなっています。こちらは『Pins by Lydra』という名前のレーベルで始動し、『Lydra』とはまた違った魅力の商品を紹介しています。
このレギンスを制作するアイディアは、服を制作しながら試行錯誤を繰り返す中で、周りからの反応をきっかけに始めたものです。
プリントしてから縫製する点も興味深いと思いました。

 

―どのようなアーティストとコラボレーションしているのでしょうか?

最初にコラボレーションしたアーティストは、友人でもあるフォトグラファーのLilli Watersです。彼女の写真をレギンスにプリントしました。 
ほかには、カラフルな作品を数多く制作するペインターのAnthony Breslinや、シンプルでとても素敵なデザインをする、イラストレーターのAbby Seymourなどと一緒にコラボしました。

 

―日本人アーティストとのコラボはいかがでしょう?

もちろん、日本のアーティストともぜひ一緒に制作してみたいです。
カラフルなデザインをする、魅力的な日本人アーティストを探しています。

 
 

―レギンスをパンツのように履くことは、斬新なファッションスタイルだと思いますが。

オーストラリアの人たちにとっては、レギンスをパンツと同じように着こなすファッションは、当たり前となりました。日本の人たちには驚きがありますよね。ですから、私の商品がきっかけで新しい流行が生まれたり、新鮮な驚きがあったら嬉しいですね。
今後は、レギンスをファッションに取り入れやすいように、スカートやジャケットと合わせた新しいコーディネイトを、写真と共に提案していきたいと思っています。



SHE raw collection, photo by Tristan Manas


レギンスのオーダーメイドも可能ですか?

はい、ご自分の好きな写真やデザインをオンラインで送ってもらって、自分だけのオリジナルレギンスを作るサービスもスタートさせます。
ぜひウェブサイトをチェックして欲しいと思います。


―海外への進出も考えていると聞きましたが、本当ですか?

はい、日本を始めとして、さまざまな国へアプローチしたいと考えています。
日本の友人の協力を得ながら、日本のみなさんに商品を販売できる場所や、私の作品を紹介できる方法を考えているところです。

また、ファッションのプロモーションに興味のある、日本人の学生などにお願いして、日本語版のウェブサイトを制作することも検討しています。そうすることで、より多くの日本の方たちに紹介できると思います。

 

―トレードマークになっている、この鳥は何ですか?

ライバードという、キジに似たオーストラリア産の鳥がモチーフになっています。この鳥は絶滅種であり、とてもシンボリックな生物だと思います。ですから、環境を守ることを考え、リサイクル品を使用する点が『Lydra』のイメージにぴったりだと思ったからです。

 

―今後、自身のお店をオープンする予定はありますか?

現在のところは、オンラインのみの販売を考えています。しかし、お客さんがスタジオを訪れることもできますし、今後カスタムデザインのレギンス販売を進める中で、お客さんと直接会うことも大切だと思うので、良い場所が見つかったら、オープンする可能性もあります。

服やバッグ・アクセサリーはいくつかのギャラリーやショップで購入可能です。メルボルンでは、カンタベリー、ブランズウィック、ジロングなどのお店に入れています。その他、オーストラリア国内の様々な場所で購入いただけます。 (※ストックリストはこちら http://www.lydra.com.au/stockist/


Lydra bags, photo by Lilli Waters

 

―今後新しい商品の発売予定はありますか?

最近、iPadカバーとラップトップカバーの販売を始めました。こちらもぜひたくさんの方に見てもらいたいですね。
http://www.lydra.com.au/shops/category/laptop-sleeve/

 

―普段お休みの日はどのように過ごしていますか?

メルボルンから日帰りで行ける場所へ、友人たちと小さな旅行をすることがとても好きです。また色々なギャラリーや美術館へ行って、新しいアイディアを得ることも好きです。

 

―最近行った場所でお気に入りの場所はありますか?

先日友人と初めてユーレカタワーへ行きました。見慣れたメルボルンとは違った景色を見ることができてとても楽しかったです。


 
購入するとこんな素敵なボックスに包装されて送られて来る。箱を空けるのも楽しみ!

 

―今後はどのような活動をしていきたいと考えていますか?

先日、私の活動が認められ、メルボルン市より制作をサポートするための賞を頂きました。それを元に新しいプリントの機械やソーイングのための機械を購入する予定なので、これからますます積極的に制作活動に励んでいきたいです。

もちろん海外へのアピールも重要だと思っています。

Lindaさん、ありがとうございました!

 

プレゼントとして、またはちょっとしたお出かけ用に1枚購入してみるのもいいかも。
ぜひウェブサイトをチェックしてみて! 


Pins by Lydra
WEB: www.pinsbylydra.com

聞き手:髙阪 竜馬
文・写真:Noe Fujimoto

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