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日本語スピーチコンテスト優勝者へインタビュー

<外国語>取得のコツを学ぶ

2009年の日本語スピーチコンテスト優勝者のお2人にGO豪事務所にお越しいただき、お話を伺った。

(インタビュアー:松本千恵)





サンディ・ファングさん
5年間日本語を習い、現在はメルボルン大学の3年生。
メルボルン市のメルボルンー大阪姉妹都市賞を受賞。
日本語と心理学を専攻。

 



アイリーン・ハンさん
日本語を4年間習い、現在はメルボルン大学の1年生。
高校生の部、全豪大会優勝者。
 



---日本語を習い始めたきっかけを教えてください。

A.サンディファングさん
元々のきっかけは日本のアニメが好きだったことで、日本語に興味を持ちました。
友人と日本語の先生を探し、良い先生に出会ったので2005年から勉強を始めました。

A.アイリーン・ハンさん
学校の長期休暇を使って何か有意義なことが出来ないかと考え、日本語を習い始めました。



---スピーチコンテスト参加のきっかけはなんですか?

A.サンディ・ファングさん
高校生の時から参加し始め、今回で4回目になります。
以前はゴールドコーストにいたので、メルボルンのスピーチコンテストとの違いも知りたいと思い、参加しました。

A.アイリーン・ハンさん
メルボルンにいながら日本語を勉強するのは、日本語に触れる機会も少ないため
大変難しく、スピーチコンテストに参加することを通して、さらに勉強するきっかけになればと思い参加しました。



---日本に行った経験はありますか?

A.サンディ・ファングさん
5回あります。東京がほとんどですが、お世話になったホストファミリーが大阪にいるので、大阪にも行きました。

A.アイリーン・ハンさん
3回です。東京、鎌倉、名古屋、そして京都に行きました。
京都が好きで、近いうちに京都へ留学したいとも考えています。



---お二人から見た、日本の魅力はどんなところですか?

A. サンディ・ファングさん
日本は伝統的な建物や文化を大切にしている国だと思います。
まだ日本に行ったことがない人には、そういうところが魅力的なので、ぜひ見て欲しいと思います。

A.アイリーン・ハンさん
伝統的なものもありますが、同時に高度なテクノロジーを持っているところも日本の大きな魅力だと思っています。



---本当に日本語を上手に話されるお二人ですが、将来の夢を教えてください。 . .

A. サンディ・ファングさん
少しでもいいので日本に住んで、英語と日本語と中国語を使ってお仕事がしてみたいと考えています。

A.アイリーン・ハンさん
東南アジアの法律に興味があるので、今勉強している日本語もそれに役立てたいと思っています。
現在フランス語も勉強していて、これからは韓国語も習いたいと思っています。
英語・中国語・韓国語・フランス語・日本語の5カ国語を話せるようになりたいというのが、将来の目標です。



---この記事を外国語である英語を学んでいる、日本の人たちが目にするのですが
 母国語以外の言語を学ぶときのポイントやコツ、アドバイスなどあればお願いします。


A.サンディ・ファングさん
日本の映画を見たり、日本語を使っている人たちとたくさん会話をするようにしています。
お友達をたくさん作って、間違えても一生懸命お話しし続けるようにしています。

A.アイリーン・ハンさん
私も間違えるのは怖いですが、なるべく怖がらないように自信を持って
話すことが一番大切だと考えています。
それから料理が好きなので、友人と一緒に日本語のレシピを見ながら料理を作って、
日本語の上達に役立てています。


 


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志しも高く、しっかりとした目標を持ちながら勉強に励む彼女たち。
その反面、サンディファングさんはラーメンとイチゴのショートケーキ、
アイリンハンさんは抹茶アイスクリームが好きという女の子らしい一面も
うかがうことが出来ました。

母国語以外の言語を習得するのはとても大変なことですが、お二人とも
「言語を学ぶことが好き」「会話が好き」、そして「日本が好き」という姿勢が
共通しているのではないかと感じました。

友人をたくさん作ること、料理を作ることは楽しみながら言語を学ぶのに
役立ちそうですね。

インタビューをさせていただきながら、刺激を受け大変勉強になりました。
お二人とも、貴重なお時間をありがとうございました。
 

 

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