インタビューinterview

グルメgourmet

ミシュラン三ツ星シェフ 幸村 純氏に直撃

ご帰国前にお話しをお聞きしました。

[ 30/Mar/2012 ]

プロフィール
 1960年生まれ。15歳で料理の道へ入る。京都市「うを浅」を経て「和久傳」室町店で料理長を務める。2000年東京都麻布十番にカウンター割烹の店「麻布幸村」を開業。2008年に「麻布六角」、2009年「麻布心月」開業。ミシュランガイド東京の三ツ星を獲得。


 Crownの1FにあるSILKS。

 鮮やかな中華料理に舌鼓を打ちながら、帰国前の幸村純シェフにお話を聞くことができた。

 先日、同じくCrown内にあるKOKOレストランで催されたイベントは大成功。イベントに参加したCrownのメディアマネージャーTaraは「幸村シェフの料理すべてが繊細で美しかった。言葉がないぐらいの感動だったわ」と率直な感想を聞かせてくれた。同じテーブルにどうぞ、とおっしゃっていただき、気さくにお話をしていただいたミニインタビューは下記の通り。

 
 ▲KOKO

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 昨年(2011年)も呼んでいただき、今年(2012年)もメルボルンに呼んでいただいた。例えば1回きりだとわらないことも多いが、今年、再び呼んでいただいたということで昨年と違うチャレンジができて良かったです。やはり料理人である以上、呼ばれてナンボ!なので、クラウンさんのホスピタリティに対する思いとかKOKOさんに何ができるのか?ということ自分自身意識しながら、やらせていただきました。

 もちろんお声が掛かれば来年も、という意欲はあります。オーストラリアの食に関して思うのは色々な歴史や背景が積み重ねって熟成してきており、これからまだまだ面白い可能性を秘めている、と感じます。新しいチャレンジの案としてはプライスをリーズナブルな域にして、より多くの人が来ていただけるようなイベントを試みたいですね。

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 世界のトップシェフでありながら、どこまでも謙虚な姿勢。誰が何をするのか?ではなく自分が誰かのために何ができるのか?という精神。そして料理に対する愛情が溢れている幸村シェフの笑顔は弾けんばかりの笑顔だった。

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