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めるてん!~メルボルン10年ウォッチング~melten

いんぐりっしゅ

10・25日のお楽しみ! 今回のお題は

2018年11月10日掲載

 

 

④ いんぐりっしゅ!

突然ですがみなさん「せやろがいおじさん」をご存知ですか?
最近人気のYoutuberで、美しい沖縄の海をバックに世相を斬るという屋外型Youtuberおじさんなんですが(面白いのでぜひググってくだされ)、私は今、せやろがいおじさんばりにセントキルダの海に向かって叫びたい…
「10年前の私~!ワーホリの一年に超期待してるけど、メルボルン10年住んでも全然英語上手くならないよ~~~~☆」

日本にいた頃は、海外に長期滞在したことナッシングだったため、ワーホリの一年でさえ「最初は語学学校にも通う予定だし、街に繰り出せば右も左も英語環境、あまつさえネイティブの友達なんてできた日にゃあ、英語がペラペラ(略して英ペラ)にならない訳がなかろう?(反語)」とゆー、『すんばらしい可能性に満ち溢れた一年』に思われていました…

しかし実際は、来てすぐ始めた日本語教師のインターンの教案書きに追われ、英語の勉強どころか寝る暇もないので語学学校では居眠りばかり、日本語学校ではもちろん日本語で授業をし、うちに帰れば日本人のパートナーとしか会話(とゆーか忙し過ぎてケンカ三昧☆)せず、もちろん遊びにう行くヒマなどなく、ネイティブの友達とウェイウェイするなど夢のまた夢(涙)。

そんな状況から抜け出せぬまま、英ペラの日本人を見ては自分の情けなさにグギギ…となり、何度も奮起しては「今度こそ英語できるようになったる!」と心のふんどしをしめたりゆるめたりを光の速さで繰り返してたんですが、酷使されたふんどしが擦り切れた今となっては、もはや諦めと悟りのハーブブレンド状態…

もちろん病院とか、ビザとか、不動産関係とか、「英語できない→すなわち死」みたいな切羽詰まった状況に遭遇する時も多々あるので、その際は「ワタシエーゴデキナイ、ダカラメールシテ」とメールとテキストのやり取りをゴリ押しし、どうしても直でやり取りしなきゃいけない場合は相づちとアルカイックスマイルでやり過ごし、「もう己のチカラではどうにもならぬ…」という時に至っては周囲の心優しき人々やプロの人ヘルプミー!という(わりと頻繁に登場する)切り札によって生き延びるサバイブ力を体得。

しかしおかげでいくつになっても「人は一人では生きてはいけぬ、One for All, All for One!」という感謝を常に身体中感じて(byZARD)、こうべを垂れて地面にひきずる勢いで生きていけるのはいい点!…かもしれません(ぽじてぃぶー)。

 

ムラカミ ネハン…英語ビギナーのまま、いつの間にやらメルボルン在住歴10年。日本語教師のかたわらマンガを描いているネコ大好きアラフォー。

好評ムラカミ ネハン先生のマンガが読めるのはGO豪メルボルンだけ!.....ではありません。

公式サイト: https://nehan-murakami.amebaownd.com/

公式 Twitter: https://twitter.com/murakami_nehan

公式 Instagram: https://www.instagram.com/murakaminehan/

ファン必見です★

 

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