ふぃっしゅ & ちっぷす
10・25日のお楽しみ! 今回のお題は
2019年10月10日掲載
めるてん!26 ふぃっしゅ & ちっぷす
オーストラリア料理、といえば挙げられるのはミートパイ、オージービーフ、カンガルーステーキ、ベジマイト(料理じゃないけど)…と数あれど、ジャンクフード好き&揚げ物好きなら外せないのはみんな大好きフィッシュ&チップス!
まあぶっちゃけ日本でもフィッシュ&チップスなんてHUB(英国風パブチェーン)とかでいくらでも食べられますけども、パブじゃなくて、海沿いであのビニールののれん的なものがかかってるテイクアウェイの店で買うのがいかにも本場!って感じ〜☆と、いそいそと友達について行ったんですが…
正直今までフィッシュ&チップスの「フィッシュ」が何の魚かなんて考えたこともありませんでした!だって「チップス」のジャガイモの銘柄なんてフツー気にしなくないですか?
日本なら白身の魚なんて山ほどあるし、だいたい「フィッシュ&チップスはタラなどの白身魚のフライで…」とか説明されてるし、まさかまさか、サメが定番だったなんて…!(衝撃)
ってかサメって魚だったの?白身だったの?見た感じめっちゃ筋肉モリモリの赤身なんですけど?そもそも食べられる生き物だったの?フカヒレでしかお目にかかったことがない珍味だと思っていたのに!ヒレ以外も食べられるの?おしえて、おじいさん!
と、さまざまな疑問が脳内を駆け巡る中、みんなは当然のごとくフレークのフライを注文していく…他のお客が注文してる出来上がりを見ても、それはただのフィッシュ&チップス…とくにサメのウロコやヒレが混入しているワイルドな様子も無い…
なのでわたしもそれに習ってフレークのフライを注文。
恐る恐る食べてみたら、全然味は普通に白身の魚でした。でも「今自分はサメを食べている」という意識がどうしても頭から離れず(ウサギを食べた時も同じ気持ちになった)、その日は結局あまり食が進みませんでした…。
それにしても、捕鯨とかイルカを食べることにはめっちゃ欧米諸国から批判を浴びている日本ですが、サメもなんか見た目的には似たようなものなんじゃないかなーと思うんですが、サメは食用でいいのか…白身だから??詳しいことはよくわかりませんが、なかなかのカルチャー・ショックでした。
しかし「フレーク」がなんのことだか説明受けて無かったら全然疑問も持たずにフツーに「おいし〜☆」となっていたであろうことは間違いありません。
そしてその後もパブとかでは普通に注文して食べてます(なんの魚かとか書いてないし)。時々「これもサメなんかも…」とはちらっとアタマをよぎりますが、知らなければ無問題!というレベルの倫理観(?)です。
ムラカミ ネハン…英語ビギナーのまま、いつの間にやらメルボルン在住歴10年。日本語教師のかたわらマンガを描いているネコ大好きアラフォー。
好評ムラカミ ネハン先生のマンガが読めるのはGO豪メルボルンだけ!.....ではありません。
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