リッチ・ピーポー
10・25日のお楽しみ! 今回のお題は
2019年4月10日掲載
めるてん!14 メルボルンのリッチな人びと
日本語学校で一般人に教えてると、時々遭遇するリッチなピーポー。
日本ではちょっとステキなおうちに住んでるってレベルでも「お金持ち!」とか思ってたけど、こちらのお金持ちはなんとゆーか、ケタが違う…。
そもそも、フツーに物価が高くて、ちょっとランチって言ってもコンビニのサンドイッチすら5ドル超えだし、毎日コーヒー買ってたらとんでもない金額!とビビって日々弁当持参でDAISOのドリップコーヒーを大事に啜っている庶民のワタクシ。とんでもなく利子が高く、ウチを買うなんて10回くらい転生しないと無理…って感じなのに、オーストラリア人は結構ビーチ・ハウス(別荘)を持ってる人が多いという驚愕の事実。
ちょっとした休みには気軽に「ビーチ・ハウス行ってきた〜」みたいに言うんですわ。で、友達呼んでパーティーしたりするらしいんですわ。
別荘で!気軽に!パーリィ!もうその話だけでラグジュアリー感を感じてしまう私…
でも不動産が高騰しているメルボルンでは、不動産投資はかなり一般的で、日本みたいに意気込んで「一生に一回の家を買う!」みたいな感覚は全くナッシング。
みんなライフステージに合わせて「20代で小さめのアパート購入→結婚したら子供が増えることを見越してベッドルーム4〜5つくらいの大きめのウチへ→子供が巣立ったら夫婦だけで暮らせる便利な場所に小さめの家かアパート購入」って人生で3回くらいカジュアルに家を買い替えるんですよ!衝撃。
しかもオーストラリアに留学するアジアからの学生たちにもずば抜けたリッチメンたちが多く、大学入学と同時に親がメルボルンで住むためのアパート(新築高層オートロック)をぽーんと買ってくれる、というのもあまり珍しい話でもなく…
大抵はみんな東南アジア・中国の経営者のご子息達。
ちなみに日本で私が唯一遭遇したアパート持ち大学生は、同じ大学の神道学科の後輩で、将来神主になることが決まってた男子で、渋谷に親が買ってくれたウォークインクローゼット付きマンションがあり、夜な夜な都内のものぐさ神主達と六本木や銀座で飲みまくっておりました。その時「宗教は税金取られないから儲かるってホントなんだな〜…神主ウラヤマシス…」と彼の金モッティーなエピソードを聞くたびに思ってました(神道学科、基本は超がつく真面目な神主見習いばかりなんですが)。
でもこっちではそんなリッチ留学生がフツーにわらわらいるので、いるところにはいるんだな〜と、自分には到底縁のないお金持ちライフをせっせとヒアリングしては驚きまくるのを趣味としている日々です(悪趣味)。
ムラカミ ネハン…英語ビギナーのまま、いつの間にやらメルボルン在住歴10年。日本語教師のかたわらマンガを描いているネコ大好きアラフォー。
好評ムラカミ ネハン先生のマンガが読めるのはGO豪メルボルンだけ!.....ではありません。
公式サイト: https://nehan-murakami.amebaownd.com/
公式 Twitter: https://twitter.com/murakami_nehan
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ファン必見です★
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