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めるてん!~メルボルン10年ウォッチング~melten

うぃず ころな

10・25日のお楽しみ! 今回のお題は

2020年04月25日掲載

 

 

めるてん!39 うぃず ころな

ロックダウンも4週目が終わろうとしてますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
家にいる生活にも慣れて、曜日感覚ロストアウェイしてますか?

「もー経済的にもメンタル的にもやられてるー!」って人はぜひけみおの「塔に18年間閉じ込められたラプンツェルが教えるおうち時間の過ごし方」でも見てけみおの尊さをjust Feel!
…って、けみおがいかにすんばらしいかを語り尽くしたいのもヤマヤマなんですが、それはまたの機会に譲るとして。

今回はメルボルンから見た、Japanマイ上半期流行語大賞「withコロナ」と「コロナ禍(か)」、堂々の同点第一位!について語らせてくださいませませ〜。

最近とみに使われ出したこの2つの言葉…同じ状況を!同時期に!日本語英語双方向からのアプローチで表す言葉が生まれるなんて!歴史的瞬間フゥ〜☆日本語マニアとしては堪らないゼェ〜☆

…って興奮していたものの、英語でもおんなじような感じの表現があったらアホみたいだな〜とちょっと我に返って一応ググってみました。が、まあ普通にコロナまかり通る最中に関しては“during Covid19” で、コロナ収束後についても“post/after Covid19” とゆー、特に含みを感じさせるような表現ではなかったです(ホッ)。
ちなみに日本では今「ビフォーコロナ→ウィズコロナ→アフターコロナ」っていう流れが定着しつつあるっぽいですけど、この「ビフォーコロナ」っていう言い回しも英語では無いっぽいのが面白いところ。もうすでにコロナ以前の世界を懐かしんでる日本人の切り替えの早さたるや…順応力高っ!

そして「コロナ禍」ってのも音的には「コロナ下(during)」もイメージさせつつ、こんな科学の時代に「禍(わざわい)、禍々(まがまが)しい」って普段は滅多に目にしない前近代的な漢字を使ってそれが定着してるのも、ザッツ神道大好きジャパニーズ☆
「早めのワクチン開発が待たれる」とか言ってる一方で「コロナ禍」ですからね…。「疫病というのは人間がコントロールできないわざわいである」っていう心の奥にあるDNAレベルの「恐れ」を「禍」の一音にビシビシ感じますね!
(実は以前にも「SURS禍」とか「AIDS禍」とゆー言葉は使われてたみたいなんだけど、ここまで一般的ではなかったよーです)

で、「withコロナ」。これも誰が思い付いたんだ!それもナゼ英語で!まあ確かに“during”は言いにくいし音的に分かりにくい…だからってナゼ“with”!(笑)
こっちは「恐れの相手」としてのコロナじゃなくて、「もうどうせこの禍いにあらがってもムダなら、逆に一緒に共存する道を考えよ〜☆」という諦めと受容をこの“with”に感じますよね〜。
「お前にサンを救えるのか?」「分からぬ。だがともに生きることはできる」byアシタカ的な。

それにしても、疫病という目に見えぬ恐怖にも「恐れ」や「共存」を意味する名付けをして、更には瞬く間に国中に伝播させ、みんなで共有してしまう言霊信仰Japan!は陰陽師の時代からまだまだ健在なんですね〜☆(うっとり…)
ぜひ皆さんもこのロックダウン中に映画「陰陽師」でもおさらいウォッチメンして、日本特有の言霊信仰について思いを馳せたりしてくださいね〜!「ふるさとは遠きにありて思ふもの」by室生犀星〜☆
 

 

ムラカミ ネハン…英語ビギナーのまま、いつの間にやらメルボルン在住歴10年。日本語教師のかたわらマンガを描いているネコ大好きアラフォー。

好評ムラカミ ネハン先生のマンガが読めるのはGO豪メルボルンだけ!.....ではありません。

公式サイト: https://nehan-murakami.amebaownd.com/

公式 Twitter: https://twitter.com/murakami_nehan

公式 Instagram: https://www.instagram.com/murakaminehan/

ファン必見です★

 

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