スケートボード大会
12月12日、スケートボードの大会が行われた。
2009年12月21日掲載
清涼飲料のマウンテンディユーがスポンサーするスケートボードの大会がフェデレーションスクエアの北側の階段部分を利用して12日(土)に開かれた。
階段部分の高低差は、4m。更に上部から勢いをつけてスケートボードが駆け降りてきて階段部分でジャンプする。そのまま一気に階段したまで飛び降りる。手すりのレールを利用して滑り降りる。幅広いコンクリートの部分を利用して滑り下りる。いずれにしても高低差があり、スピードがついている。スケートボードのコントロールが非常に難しい。
この日は、熟練者20名が集まり、鍛錬した高度な技を競った。
熟練者にしても、一番下の踊り場に無事に着地できるのは、5回に1回程度。それ以外は、全て転倒。踊り場で転倒する場合は、まだ良いが階段部分や、手すりの上で転倒する場合は、斜面や踊り場、手すり、コンクリに叩きつけられる。いずれの場合にも大きな怪我につながりかねない危険なチャレンジだ。どの競技者も、数十回に渡ってチャレンジを繰り返す。その90%は、転倒する。
ヘルメットを装着している競技者は、ゼロ。
観ている方は、たのしいが競技者は、体中、傷だらけになりながら、演技を続ける。
賞金総額2万ドル。
スケートボードの大会としては賞金が大きいので、競技者も真剣。
会場は、フェデレーションスクエアの北側のはずれの階段部分。この階段を利用してコンサートなどが行われるが、スケートボードなどスポーツ競技が行われたことは、筆者の記憶にない。正面は、旧メルボルン・メトロポリタン・ガス公社本社ビル(現在は、料理学校、事務所ビル)。正面左側は、セントポール大聖堂の東側ファサード。
会場には多くの若者が詰め掛けた。清涼飲料のマウンテンディユーが無料で配られた。見学は自由。
メルボルンの若者にとって、スケートボード熱はかなり高い。ほとんどが10代の若者だが、20代の青年もいる。
マウンテンディユーは、アメリカの清涼飲料。アメリカでは、コカコーラ、ペプシコーラに続いて第三位の位置に付けている。オーストラリアでは、まだシェアは低いので、スケートボードを広告塔にして若者層に食い込みを図っている。
マウンテンディユー公式ページ http://www.dothedew.com.au/
主なスケートボードテクニック
プッシュ(Push)
チックタック(Tick tack)
フェーキー(Fakie)
マニュアル(Manual)
ボンレス(Boneless)
オーリー(Ollie)
キックフリップ(Kick flip)
ヒールフリップ(Heel flip)
ハンドプラント(Hand plant)
スライド(Slide)
グラインド(Grind)