AFL 準決勝！

2010年9月17日(金) コリンウッド・マグパイズ対ジロン・キ

今シーズンの最大の戦いと見られるコリンウッド対ジロンの決戦があった。意外な点差がついてコリンウッド・マグパイズが勝ち、優勝に王手をかけた。

左：ジロン　ジョエル・コーレイ(11番)
右：コリンウッド　ブレント・マカファー(30)

左：コリンウッド　デール・トーマス(13)
右：ジロン　ゲリー・アブレット(29)

2010年AFLは、8月でレギュラーシーズンを終わり、9月は上位8チームにより優勝決定シリーズを行っている。今週は準決勝の2試合が行われる。
今日の試合は、第一試合レギュラーシーズン1位のコリンウッド・マグパイズと2位ジロンキャッツの戦いとなった。
この試合は、実力が拮抗していると見られ、どちらが勝っても不思議ではないと云われていた。1位のコリンウッドが若干、有利と見られていた。
試合前のオッズでもコリンウッド$1.80に対してジロン$2.00であった。
オッズの見方は、$1.00を支払って、買った場合に何ドルが戻ってくるか。
従ってオッズ上ではほとんど差は無い。

左：ジロン　ハリー・テイラー(7)
右：コリンウッドクリス・デイウェス(31)

ハリー・テイラーは、2010年ベストメンバー・オール・オーストラリアンに選ばれたディフェンダー。

この試合は、第一クオーターからコリンウッドが攻めまくった。開始から10分以内に３連続ゴールを決め、第一クオーターでは7.2、1.1で44点対7点で早くも勝負がついた感があった。第二クオーターに入っても点差は、広がるばかりで13.7, 3.5で85点対23点と一方的な戦いになった。この時点で、さしものジロン・キャッツも逆転の見込みはほぼなくなり、どの程度の点差になるかが焦点になった。最終的には、18.12、11.13で120点対79というスコアになった。ジロンが最後に点を重ねてダブルスコアを食い止めたのが精いっぱいであった。

ジャンプしている3人
奥からコリンウッド・キャプテンのニック・マックスウェル(5)、中央コリウッド・ルーク・ボール(12)、手前ジロン・ジミー・バーテル(3)
ルーク・ボールは、昨年まではセントキルダの選手。移籍して今シーズンからコリンウッド。
それ以外の選手
左端：ジロン　ポール・チャップマン(35)
3名の右：コリンウッド　スコット・ペンドルブリ(10)
右端：ジロン　ジョエル・セルウッド(14)

今日の戦いは、今シーズンの両チームを象徴するような一戦。
コリンウッドは、選手の出足が早くボールを次々と確保。たっくるも確実に決まって、ジロンの動きをことごとく封じた。一方のジロンは、ボールが確保できず、特にゴール前のマークがほとんど出来なかったのが敗因。コリンウッド選手の動きの良さばかりが目立った。

左：ダレン・ジョリー(18)
右：トム・ホーキンス(26)
右端：ジロン　ポール・チャップマン(35)
その隣：コリンウッド　デーン・スワン(36)

これでコリンウッドは、グランドファイナルへ駒を進めた。

明日の準決勝第二試合は、セントキルダ・セインツ対ウェスタン・ブルドッグス
この試合は、実力にかなりの差があると見られている。オッズもセントキルダ$1.22対ウェスタンブルドッグス$4.15と大きな開きがある。順当ならば、セントキルダが勝ってグランドファイナルへ進むと見られる。

左から
ジロン　マシュー・ストークス(27)
コリンウッド　ベン・ジョンソン(26)
コリンウッドニック・マックスウェル(5)
コリンウッド　ナーサン・ブラウン(16)
ジロン　ジェイムス・Podsiadly(31)
ジロン　トム・ホーキンス(26)
ジロン　トラビス・バーコー(5)

決勝戦グランドファイナルは、9月25日(土)にMCGで行われる。
これまでの勢いから考えるとコリンウッド優勝の可能性が高い。

　
左から
コリンウッド　デーン・スワン(36)
ジロン　キャメロン・リン(45)
ジロン　ブラッド・オッテン(6)
ジロン　ジョエル・セルウッド(14)
コリンウッド　ダレン・ジョリー(18)

ジロン　シャノン・バーンズ(17)