第30回豪日関係エッセイコンテスト表彰式
受賞した学生にインタビュー
2012年12月10日掲載
12月7日(金)メルボルン日本総領事館で第30回豪日関係エッセイコンテストの表彰式が行われた。日本への理解と日豪関係の更なる発展を目的として始まったこのコンテスト。今回はビクトリア内から276の応募がありました。
部門が以下の3つに分かれておりそれぞれ違うトピックが与えられています。
ジュニア部門A(7-8年生)
ジュニア部門B(9-10年生)
シニア部門(11-12年生)
それぞれの部門で賞を受賞した学生さん達にお話を伺いました。
ジュニア部門Aで賞を受賞したWeaver 麻実さんとお母さん
日本に何度もいく機会があり、お母さんが日本人ということもあり日本に自然に興味を持つようになったという麻美さん。来年のschool trip で日本に行くことが待ち遠しいと少し恥ずかしがりながらも話してくれました。
「学校がまとめてコンテストに応募していたので、私自身コンテストのことをしらなかったので娘が賞ををもらった時はとても驚きました。」と嬉しそうに話す麻美さんのお母さん。
ジュニア部門BでOut standing 賞を受賞し代表でスピーチを行ったJunnie Wang さん
Outstanding 賞の受賞が決まった時はとてもワクワクした気持ちでいっぱいだったとか。日本語の勉強が大好きなJunnie Wang さんにとってこのエッセイに取り組むことは自分の為にもなり、尚且つトピックへの関心も高かったので最高の組み合わせだったと話してくれました。
そんな彼女の夢は世界中を旅行することとお医者さんになること。
シニア部門で賞を受賞した Rachel Ton さん
将来アニメや漫画に関わる仕事をしたいという気持ちから日本のアニメや漫画に興味を持つようになり、それがきっかけで日本への関心が高まりコンテストの応募を決めたというRachel さん。エッセイを取り組む上で一番難しかったことを尋ねると
「日本の東北地震で日本のメディアがどう影響しているかを書かないといけなかったのですが、メディアが公にしてない情報について書きたかったので、情報を探し出すのにとても苦労しました。」と答えてくれました。
また日本語の勉強も他の言語に比べ分かりやすくとても楽しんでいるとか。
Mac.Robertson Girls' High school の校長先生Jane Garveyさん
今回のエッセイコンテストで優秀作品を多数を輩出したということで賞を受賞しました。
オーストラリアの中学生高校生がこのように日本に興味をもってコンテストに取り組む姿勢は日本人の私達から見るととても喜ばしいことですね。
みなさんの今後の活躍を期待しています。
(文: 山根 由貴)