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ワトゥルの風part2

2013年のスタート
 学校長 美谷添久男
 保護者の皆様、学校運営委員会・理事会の皆様、新年あけましておめでとうございます。
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
メルボルンで迎えるお正月は、日本のように神社などへ初詣に出かける伝統的な行事もないので寂しさは否めません。しかし、今朝も教室での子どもたちの表情を見ていると、活気に満ち、清々しい新年を迎えたと思わせる、爽やかな笑顔であふれていました。きっと、多種多様な充実した夏休みを過ごしてきたのだと想像することができました。

 今朝は、新しい友達、7名を迎え3学期の第一歩を踏み出しました。児童生徒数が増えるのも嬉しいことですが、転入してきた子たちの熱い眼差しと、温かい心根をもって迎えてくれたメル校生の姿により大きな喜びを感じました。
始業式では、今年の干支、「癸巳(みずのとみ・きし)」にちなんだ話を取り上げてみました。干支の特徴を調べてみると、『自ら脱皮して新たに進化向上を目指す』とあります。子どもたちが向上や変革を求め、勇気をもって一歩踏み出していける、よい年となるようにしたいものです。また、『探究心と情熱』とも言われています。学校の経営方針でも、【誠意と情熱をもって、子どもたちとともに夢と可能性に挑戦し、感動を生み出す学校づくりをする】と掲げております。干支の特徴に少しでも近づけるような3学期であり、充実した1年になるように教職員一同、力を合わせメル校のため力を注いでまいりたいと思います。

 さて、今学期の授業日は43日です。式の中において3人の代表が、今学期に向けての強い決意を語ってくれました。話の中で共通していたことは、①学習や諸活動においての成果や課題をしっかり自覚していること②今年度の中で身につけた力をもとに、新年度の準備をしようとしていることでした。素晴らしい考えをもって生活していると感心しました。
3月の修了式や卒業式を迎えたとき、この仲間と学んだことが私を成長させてくれたのだと思えるよう、1年を締めくくりたいと思っております。また、培った自信と誇りを胸に、新たな目標に挑んでくれることを強く願っております。
今年も、皆様のご多幸をご祈念申し上げるとともに、本校への忌憚のないご意見と温かいご支援、ご協力をお願いして、新年のご挨拶とさせていただきます。本年もどうかよろしくお願いいたします。


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