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プロトーナメントの仕組み

どうも~。
先週から始まりました、テニスコラム、テニス王子のJust Right! 皆様楽しんでいただけましたでしょうか?
なんか色々凄かったですね。
このコラムはアクセスランキングの5位、自分のインタビューに至ってはなんと3日ぐらい1位でした!
アクセスしてくださった方々本当に有難うございました。
別にコメントが0(笑)でも懲りずに今週も始めましょう!


今週は、現在のプロトーナメントの仕組みについて紹介していきましょう。
あらかじめ言っておきますが今週は文章と写真は一切関係ないです。
トーナメントの仕組みについて関係した写真ってないですし。
とりあえず今週は今年のAustralian Openの決勝の写真を載せます。
文章だけじゃつまらないですしね。
素人写真ですが見てやってくださいな。
こんな感じ↓
残りはまとめて最後に載せておきます。



現在のプロトーナメントは、
ITF (International Tennis federation)
ATP (Association of Tennis Professionals)
WTA (Women’s Tennis Association)
の3つのテニス団体によって構成されています。
ITFが国際的なテニスの統括をし、ATPが男子、WTAが女子を統括しています。
野球で言うと、ITFは球団、ATP・WTAが選手の組織ですね。
ん?この例え失敗かなw?
まあとりあえず、ITFが運営の指揮を執り、この下にATPとWTAがあるわけではなく、3つの団体が並立して国際テニスを運営しているという感じですね。
大会によって運営組織が変わってくるのですが、1月にMelbourneで行われるAustralian Openを含めたGrand Slamの運営はITF、ツアー大会と呼ばれる大会はATPとWTAによって運営されています。

ATPのトーナメントは上のレベルから、
Grand Slam (運営はITF)
ATP World Tour Finals
ATP Tour Masters 1000
ATP Tour 500
ATP Tour 250
ATP Challenger
となっています。

WTAの場合は、Grand Slamは同じですが、その他の大会の名称が変わってきて、上から、
WTA Tour Championships
Premier Mandatory
Premier 5
Premier
International
となります。
ピラミッドグラフで見せたらわかりやすいのですが、載せ方が分からないのであしからず。

もちろん今年行われるオリンピックも毎年行われる国別対抗戦のDavis Cup、Fed Cupもポイントが加算されます。



続いて世界ランキングについてです。
世界ランキングは大会のシード選出、本戦ストレートインなどの決定に使われます。
ただしWimbledonは例外。
Wimbledonは大会の主催が会場であるクラブが主催ですので、そこの組織がシードを決定します。
もちろん基本的にはランキングがメインでしょうけど、たまに選手から不満がある例が出ますね。

ランキングを決めるのは大会の成績に応じて計算されるポイント。
もちろん大会のレベルが高ければ高いほど獲得ポイントも多くなります。
ATP Tournamentの優勝者の獲得ポイントで言えば、
Grand Slam: 2000
ATP Tour Finals: 1500(全勝優勝の場合)
残りは大会のグレードがポイント数となります。

WTAではGrand Slam、WTA Championshipsのポイント数はATPと同様、
Premier Mandatory: 1000
Premier 5: 900
Premier: 470
Internationalは280
となります。
実はWTAの場合、ITF大会でポイントを大量獲得すると、WTA Tourに出なくてもランキングを上げることができてしまうのが問題点となっています。これが大会運営が複数の組織で行われる弊害でしょう。

ATPのランキングはEntry RankingとChampions Raceの2つあります。
Entry Rankingはメインで、Champion Raceはほとんど注目されることがありません。
Entry Rankingは過去52週の出場大会のうち上位18大会の成績が反映されます。つまりこのシステムだと、成績の悪い大会があってもランキングに反映されないことが問題視されています。
一方Champions Raceは、毎年すべての選手がポイント0から始まりその年の年間ランキングを決定します。こちらの問題点は、勢いに乗り新年早々大ブレークした選手なんかが突然ランキングの上位に現れることです。


実は、前年のランキングのTop 30の選手は最低出場数が決まっています。これは、先週行われていたモンテカルロを除くMasters 1000、Tour Finals、4つのTour 500(このうち一つはUS Open後に)。
これは大会の運営を守るためです。
主催者は賞金をはじめ、ホスピタリティーなどに莫大な予算を投資します。ネームバリューのあるトップ選手が出場すれば観客動員数もあがりますが、欠場すると資金回収ができません。それらを防ぎ、円滑な大会運営を行うために最低出場数は存在します。
これに違反すると0ポイントとなります。
先ほど話した上位18大会の成績のうち、一つが0として計算されてしまい、ポイントを失うのです。


もう一つ重要なランキングシステムが、プロテクトランキング。
これは、怪我や病気で長期のツアー離脱を余儀なくされた選手への救済措置です。女子選手の場合は出産も含まれますね。ATPでは6か月以上の離脱に適用され、復帰した時には休養前3か月のランキングの平均が仮のランキングとして適用されます。12ヶ月以内であれば復帰後9ヶ月以内の9大会、12ヶ月以上の場合は12ヶ月以内の12大会が適用されます。ただし、休養期間が3年を過ぎるとプロテクトランキングも失効します。
錦織圭もこのシステムを使っていましたから、知っている人も多いのでは?

WTAではスペシャルランキングと呼ばれており、ツアー離脱から6ヶ月から2年以内、さらにランキングがシングルス300位以内、ダブルス200位以内の選手が対象です。
出産の場合は子供が生まれてから1年以内の復帰が条件です。
スペシャルランキングが適用されるのは、復帰後1年以内の8大会に限られています。


かなり大雑把に説明しましたがわかっていただけましたか?
WTAも基本的には同じなので説明は省きましたけど。
個人的に言えばやはり男子と女子で運営組織が違うのはやめた方が良いと思うんですよね。
理由はまずは、分かりにくい。
大会のグレードの名前が違いますからね。
知ってる人じゃないと迷いますよね。

そもそも大会のシステムだってGrand SlamはITFでそれ以下の大会がATP・WTA、さらにその下の下部組織の大会はITFに戻るっていうのも複雑ですよねえ。

あと、ITFとATP・WTAはまあ仲悪くて揉める揉めるw
ITFは言わばオフィスワークでATP・WTAは現場で働くわけで。
ITFの一方的な取り決めにATP・WTAが反発するのは日常茶飯事。
近年のDavis Cupの価値の低下はこれが理由。
テニスというのは1年かけて気候の良い地域を回り、オフシーズンは年末年始の1ヶ月だけ。
オフの間は選手はエキビジョンや契約などこなすことがたくさんで実質の休みはほとんどありません。
そのような過密スケジュールにもかかわらず、1年かけてだらだらだらだら戦うDavis Cupはやはり選手にとっては負担としかなりません。

Davis CupとFed Cupの説明はまた今度にしましょうか。

とりあえず今週はこの辺で。

















しかしテニスの話ならこれだけ書けるのに、、、これがなんで大学の課題に活かされないんですかね?

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