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French Open 2012 開幕!

あちょ~す(そろそろ挨拶のパターンがなくなってきました←)

先週でようやく大学の前期の授業が終わり、残すはExamと提出物のみ。
授業がないだけで、だいぶ気が楽になりましたよ。
昨日は久々にコーチングではなく、練習としてテニスも出来ました。
しかし1ヶ月近く練習してない上に病み上がり、体力は減ってる、無駄に力が入って筋肉痛。
継続ってやっぱり大事ですね。

さて、以前にコラムで書いたように、ついにFrench Openが本日開幕しました!
本日はコラムの更新日ではないのですが、Grand Slamの大会期間中のみ、週2回の更新の許可が下りたので、大会初日の今日、今大会の注目ポイント、選手についてお話ししましょう。

今大会、メディア、ファンの間で一番の話題はやはり、Djokovic・Nadal・Federer・MurrayのBIG 4と呼ばれる選手たち。

Djokovicは、昨シーズンのWimbledonからGSでは負けなし、つまり今大会を制すると、GS4連続優勝となり、1969年にオーストラリアのRod Laver(Melbourne ParkのRod Laver Arenaはこの選手の名前が冠されています)が年間GSを達成して以来の偉業となります。
GS大会4連続優勝を達成した選手は男女通じて5人のみ。
近年ではNadalが2010年French Openからその年の残りのGS大会を制覇し、2011年のAustralian Openを勝てば達成できたのですが、怪我に泣き準々決勝で敗れました。
メディアやファンの間では今回の偉業は、Novak Slamなんて言われています。
Nadalの時も、Rafa Slamでしたね。
さらにこのDjokovic、なんと今大会よりUNIQLOのテニスウェアを着ることが決定。
Tacchiniとの契約がまだ残ってたはずですから、相当な違約金を払ったか、UNIQLOが丸々権利を買い取ったのかは知りませんが、柳井社長の凄さは目を見張るものがありますね。
こちらがUNIQLOのPress Release(UNIQLO公式ページより引用)↓
http://www.uniqlo.com/jp/corp/pressrelease/2012/05/052409_press_release.html


次はNadal。
2005年、彼が初めてGS大会を制したのはこのFrench Open。
その後4連覇を達成、2009年は膝の怪我の影響で4回戦で敗れますが、翌2010年、2011年と復活し2連覇を達成、1968年のオープン化以降では、歴代優勝記録タイとなる6回の優勝を誇ります。
つまり今大会を制覇すると7回目の優勝となり新記録になるのです。



今大会のドローですが、昨年と同じくシード通り順当にいけば、Djokovic VS FedererとNadal VS Murrayという準決勝の組み合わせに。
Federerは生涯GSを達成しているといえど、French Open決勝でNadalに勝ったことはありません。
Federerの庭であるWimbledon決勝ではNadalは彼に勝っています。
初めて彼らがWimbledon決勝で戦った時はFedererが勝利したのですが、その後の会見で、
「Wimbledonでは絶対に負けられなかった」
と語気を強めて話しているように、この二人のライバル関係は、SamprasとAgassiのように後世に語り継がれる物語。
WimbledonでNadalがFedererに勝っている以上、French OpenでもFedererはNadalと決勝で戦って勝ちたいでしょう。
今回も山が離れていますので、決勝で当たる可能性は大いにあります。



BIG 4残るはイギリス期待の星Murray。
BIG 4の中でGSタイトルを獲得していない、世界ランキングNo.1になっていないのはMurrayのみ。
このことから、Murrayはレベルが少し低い、Top 4ではなくTop 3だなんて意見もありましたが、今年の彼の試合を振り返るとそうとも言えないのではないでしょうか。
Djokovicとフルセットの死闘で敗れたものの、2月のドバイの大会では勝っています。
VS Federerは8勝7敗と勝ち越しています。
今年から、往年の名プレーヤー Ivan Lendlがコーチにつき着実にいい成績を残しています。
ただ昨年の12月から痛めている背中の容体が悪化。
今年はオリンピックもあるので、選手にとっては過酷極まりなく、長く休む時間がない状態。
短い休養でFrench Openまでに体調を整えるのが目標と語っていますが、個人的に言えば、Wimbledonとロンドンオリンピックの芝の大会に万全を期して望んでほしいところ。
まして、このFrench Openはクレーの性質上、試合時間が長くなり選手にとっての負担は増えます。
さらにWimbledonまでの期間が短いので休みが取れません。
今大会も出場しているので万全ではないにしろ、試合は出来るでしょうけど。




Top 4の話はどうしても長くなってしまいますね。
彼らの話はFrench Open後にまたコラムで書きましょうかね?

では今大会、その他の選手で個人的に注目している選手を紹介しましょう。
まずは第6シード、スペインのDavid Ferrer。
スペイン人らしい、粘って粘って相手をコートの隅に追いやって決めるテニスのFerrerですが、今期は絶好調。
すでに2007年に達成した自己最多記録タイの年間3勝をマークし、クレーのバルセロナの大会でも決勝でNadalにストーレートで敗れましたが、6-7、5-7とかなり競った内容。
上背もない彼のテニスは錦織圭もお手本としています。
順当にいけば、彼より上のシードと対戦するのは準々決勝のMurray。
クレーではコンスタントに成績は残していますので、十分期待出るでしょう。


続いて第9シード、アルゼンチンのJuan Martin Del Potro。
198センチの高さから放たれるサーブを軸に試合を組み立て、クレー出身の選手にしてはスピンより、高い打点から叩き込むフラット気味のストロークでポイントを獲るタイプです。
クレーのスペシャリストが苦手とするのは、フラット気味の速球でガンガン打ちこんでくる選手。
NadalをFrench Openで唯一破った、Soderlingもこのタイプです。
Ferreroや、Moyaの活躍以降、スピン主体のテニスが強くなりましたが、そこに風穴を開けるのは、このDel Potro、Soderling、そしてチェコのBerdychなんていう、フラット主体の選手だなんて言われています。
得意なのはハードコートらしいですが、アルゼンチンの選手らしくクレーコートも得意。
手首の怪我の影響でツアーから離れていましたが、2011年に復帰して以来、徐々に成績を伸ばし、あっという間にTop 10に戻ってきました。
2009年のUS Open決勝ではそれまで勝てなかったFederer相手にフルセットで勝利。
まだ23歳、錦織圭に近く今後大きな壁となるでしょう。
将来、確実にNo.1になる選手です。



最期に日本勢の紹介を。
錦織圭は腹筋のけがの影響で欠場で、今大会本戦に入ったのは、伊藤竜馬、添田豪、クルム伊達公子、森田あゆみの4人。
伊藤竜馬の1回戦は、Murray。
右側のブサイクは気にしないでくださいw



クルム伊達公子は、2010年の覇者であるイタリアのSchiavone。



両者ともにかなり厳しいドローに。
現在世界ランキング自己最高の添田豪の相手は、88位と格下のロシアのTursnov。
前哨戦ではRoddickを破るなど、かなり調子を上げていて、初のGS勝利を期待できるでしょう。
森田あゆみの相手は、39位のスロベニアのPolona。
格上の相手ですが、今年のFed Cupではフルセットの末に、森田あゆみが勝っています。
問題は3月に痛めた肩の怪我がどこまで治ったかですね。

錦織圭の欠場により、日本人の話題はさほど出ないでしょうけど、添田豪も伊藤竜馬も連続して、GSに出場できるようになってきたのは、日本のテニスにとってはかなりすごいこと。
あとは、とにかく格上との試合を経験して揉まれること。
そういう意味では、GSのような大舞台でMurrayと試合する伊藤竜馬にとって今大会は大きいのではないでしょうか。
今日から2週間、現地との時差は8時間と殆どの試合は夜中ですが、ラリーが多くなり試合時間も長くなるので、個人的には一番好きなクレーの大会。
日本勢の結果は?
Novak SlamかNadalの新記録か?
Federer・Murrayが立ちはだかるのか?
思わぬ伏兵が現れるのか?
2週間楽しみに観戦しましょう!

それではまた!

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