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Australian Open 2013を振り返って

あちょっす。
Australian Open 2013も終了、明日よりMelbourne Parkの開放が再開されるので、早速打ちに行きたいと思います!もう我慢できません(笑)。レッスンも再開しますよ!AOの影響か早くも2名の新規の方から連絡を頂きレッスンをしたいとのこと。いやあやはり嬉しいですね。まだ迷っている方、どんどん連絡ください。初回は半額ですので一度体験してみて決めても全然大丈夫ですよ!


さて、今年のAOも無事終了しましたね。各部門の結果は以下の通り。
Men’s Singles
優勝Novak Djokovic   準優勝Andy Murray

Women’s Singles
優勝Victoria Azarenka   準優勝Na Li

Men’s Doubles
優勝Bob / Mike Bryan   準優勝Robin Haase / Igor Sijsling

Women’s Doubles
優勝Sara Errani / Roberta Vinci  準優勝Ashleigh Batry / Casey Dellacqua

Mixed Doubles
優勝Matthew Ebden / Jarmila Gajdosova 準優勝Lucie Hradecka / Frantisek Cermak

Men’s Wheelchair Singles
優勝Shingo Kunieda   準優勝Stephane Houdet

Women’s Wheelchair Singles
優勝Aniek Van Koot   準優勝 Sabine Ellerbrock

Quad Wheelchair Singles
優勝David Wagner   準優勝Andrew Lapthorne

Men’s Wheelchair Doubles
優勝Shingo Kunieda / Michael Jeremiaz 準優勝Stefan Olson / Adam Kellerman

Women’s Wheelchair Doubles
優勝Jiske Griffioen / Aniek Van Koot 準優勝Lucy Shuker / Marjolein Buis

Quad Wheelchair Doubles
優勝David Wagner / Nicholas Taylor 準優勝Andrew Lapthorne / Anders Hard


男子シングルス優勝のDjokovicはオープン化以降初となる3連覇の偉業を達成しました。またUNIQLOと契約してからは初のGS制覇。UNIQLOの社員も安心したのでしょうね、テニスファンからはUNIQLOにしてから勝てないのは呪いだなんて言われていましたから(苦笑)。Djokovicといえば今大会の話題は5時間に及ぶWawrinkaとの激闘もさることながら、準決勝後に行われたレジェンドの試合中の騒動が。まずはこちらの動画をご覧ください。


Medical Time Outを取ったフランスのHenri Leconteを治療しに、医者に扮したDjokovicが登場したのです。Leconteがクレイジーだから治療しに行くとのこと(笑)。ちなみにWOWOW解説やUNIQLOのアドバイザリースタッフとして知られる坂本正秀さん。Djokovicに写真を撮りに来てといわれてついて行ったらこのやりとりがあったそうです。深夜遅くに大変ですね。。。

DjokovicとMurray、この二人は同い年でジュニア時代からのライバルであり大親友。誕生日も1週間違いなのです。セルビアとイギリスのサッカーの親善試合があった時は、二人で一つのPCの前に座り一緒に試合を見て盛り上がっていたという目撃談も。ちなみにこの2時間後に二人は決勝で顔を合わせているのです(笑)。ちなみに今年のAO決勝前のハードコートの二人の戦績は過去13試合中12試合で、第2セットの獲得者が優勝しているというデータも。今回もこのデータ通り第2セットを取ったのはDjokovicが優勝しました。これもまた興味深いデータですね。ゲン担ぎを気にする日本人としてはこういうのも気になるところ(笑)。


女子シングルス優勝のAzarenkaはオープン化以降8人目となる二連覇を達成。今回の女子決勝はちょっと異様な空気でしたね。AOで準優勝して以来オーストラリアで人気のNa Liに対して、準決勝のMedical Time Out(試合中の怪我の治療時間で3分間与えられる)の取り方が物議を醸しだしたAzarenka。物議というかもはや批判しかないというか。もちろんちゃんと決まっているルールですし、取らなければならない状況もあります。この騒動が起こったのは、準決勝のAzarenka対Stephens戦。Azarenka5-3で自身のサービスゲーム、Stephensが幾度かのマッチポイントを防いでブレークに成功しイーブンに戻し、会場は大騒ぎ。前日にSerenaを破った19歳の新鋭に一気に応援が向きます。ここでのチェンジエンドの際に、AzarenkaがMedical Time Outを要求、約10分間治療を受けました。その後Stephensのサービスゲームをブレークし勝利したAzarenka。この時間は自分のプレーに影響はなかった、ここできっちりサーブをキープできなかったから負けたと語るStephensの素晴らしさもありましたが、試合後のAzarenkaの会見はいじめに近い雰囲気があったそうです。特にStephensと同じくアメリカの記者から。次の日にAzarenkaは説明するために別に会見を開くほどの騒ぎとなりました。

この相手のStephens、アメリカ出身の黒人選手でまだ19歳。憧れの選手はもちろんWilliams Sisters。普段から仲良くしてもらっているそうです。アメリカの黒人にとっては、黒人がのし上がって成功するって言うのはアメリカンドリームの象徴で、Williams SistersのGS決勝戦なんてのは視聴率はとんでもないことになるそうですね。Stephensには彼女らのようにテニスは強くなってほしいですが、わがままで傍若無人な性格だけは似ないでほしいですね。。。テニス界のためにも。。。こんなStephens、Twitterでのユニークなキャンペーンも話題になりました。それは自分のPlayer’s Boxに入る権利をプレゼントするというもの。会場内に隠した自分のサイン入りボールを見つけた人、自分が夕食を食べているレストランに最初に来た人など。こういったファンサービスの良さも性格の良さを表していますね。この二つの企画は両方ともファンが現れたようです。選手や記者、スタッフの評判も素晴らしいようです。才能豊かなこの若者は新時代のチャンピオンになるのでしょうか?

ちなみにこの世代は3回戦で対戦したイギリスのLaura Robsonも注目の一人です。Robsonの試合はすべて見ましたが結構な人気でしたね。昨年のUS Openで引退を発表していたKlijstersを破り、その勢いで4回戦まで進んだ快進撃で注目も浴びましたが、オーストラリア、特にメルボルンでの人気は別格。人気の秘訣はルックスの良さもさることながら、彼女の生まれがここメルボルンということ。生まれはオーストラリアですがその後シンガポールに移り、イギリスに渡ったのちに帰化したそうです。

この移民を巡る話で興味深いというか面白い話が。4回戦でFedererに敗れたカナダのRaonicは、生まれはモンテネグロ。カナダに移民する際に選択肢に上がったのがオーストラリアとカナダだそうです。なぜカナダを選んだかというと、移民申請の提出書類が、オーストラリアは60枚に対し、カナダは1枚だったからなんて笑わせていました。1枚ってことはないでしょうさすがに(笑)。この時Raonicがオーストラリアを選んでいれば、TomicとRaonicと新世代代表が2人もオーストラリアから出ることになっていたのに。。。これが実現していればオーストラリアのテニス界はさらに盛り上がっていたのでしょうね。Tomicは素行不良でDavis Cupの監督のRafterの怒りに触れメンバーから外されるなど、コート外での話題しか現在は上りません。せっかく前哨戦でツアー初優勝したことですし、今後は真面目にやって欲しいですね。Davis Cupは相変わらずHewittの負担が大きいですので。そろそろ休ませてあげましょうよ。本人はDavis Cupが好きだそうですから休まないでしょうけどね。


今季最初のGSも終了、次なる舞台はフランスのRoland Garros。赤土の戦いですね。Nadalの復活がカギになるでしょう。昨日発表のATPランキングでは2005年以来となるトップ4から陥落し、今大会準決勝に進出したFerrerが4位に。3月末のIndian Wells、Miamiのマスターズまではハードコートがメインですが、その後のクレーシーズンはFerrerが得意なコートですので、Nadalの復帰時期によってはFrench Openが始まるまでFerrerが4位になる可能性も。こうするとドローが荒れますね。さすがにNadalをトップ3の山に入れることは運営側が避けると思いますが。今後のFrench Openまでの話題の中心はNadalでしょう。French OpenへのNadalの思いは並々ならぬものがありますし、FedererもNadalに勝って優勝したいでしょう。DjokovicはFrenchさえ取ればキャリアGS、Murrayももちろん狙っているタイトルです。今後もますます目が離せないですね!


ほいだらの。


レッスンの案内です:
来週より再開しますよ!

経験もレベルも気にしません。基本の基本から、各種戦術までその人の希望にそってレッスンメニューを作ります。場所はMelbourne Parkです。そう、AOの会場であなたもテニスができますよ!選手と同じコートに立ってみませんか?出張も可能ですので、その際は連絡ください。レッスンは基本的に1時間、もちろんそれ以上も可能です、料金は人数によって変わります。
1時間当たり、
プライベート:$40
2人:$30ずつ
3人:$25ずつ
4人:$20ずつ
5人以上は相談して決めましょう。なお初回レッスンは半額にて行っていますので、続けるか分からないけどテニスをやってみたいという方、ご連絡お待ちしております!
E-Mail : raito.ray.@hotmail.co.jp
TEL : 0449981501

コメント

以前のコメント

たかぴょん   (2013-02-10T14:28:33)
10年位前、長男がテニスを習っておりました あのまま、メルボルンにいたら間違いなく今と違って、テニスの王子様もどきにはなっていたでしょう(ブライトンに住んでいて、メル校近くで、伊藤コーチに習っていました) あまりにも懐かしくって、ついカキコミしちゃいました!! メルボルンに住んでいたからこそ、日本でWOWOWの中継に見入っています! カフェのコーナーも見入っちゃいます!!! あー、いいなあ!メルボルン在住!!!!!!! また住んでみたい!(今はタイ在住)
めなげ   (2013-01-29T07:42:25)
このビデオ、ジョコも面白いんだけど、ルコントがお腹に保冷剤当てられて叫ぶのもウケました。 ラオニッチも冗談ばっかり言ってて面白いですよね~
さば   (2013-01-29T06:49:41)
ジョコビッチは本当に冗談好きですね〜(笑) Stephensの話とか、Raonicの移住の話とか、興味深かったです。いつも面白い話題をありがとうございます(^ ^)

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