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Raonicが初のトップ10入り

あちょっす。

毎週土曜日にメルボルン・パークのインドアコートでテニスをしていますが、ここ2週連続で電気がつかないという困った事態に陥っています。最初の週は電気系統の問題で今日は付かないんだと説明がありましたけど、まさか次の週でも直っていないとは思いませんでした。せめて予約した段階で電話してくれよと思いますけどオージーはやってくれないでしょうね。。。

この前の土曜日は暖かく風も雨もなかったので外に移って快適に出来ましたけど、まだまだ不安定な天気のメルボルン、今週はどうなることやら。

 

 

さてさて、カナダはモントリオールで行われた今季6つ目のマスターズはWimbledonでまさかの1回戦負けを喫したNadalと、自身初のマスターズタイトルを狙う地元カナダ出身の22歳Raonicの顔合わせとなり、6−2、6−2のストレートでNadalが優勝しました。敗れはしたRaonicですが、今大会の結果により自身初・そしてカナダ人としても初となるトップ10入りを決めました。錦織は3回戦のGasquet戦で勝利していればトップ10入りのチャンスが有りましたが、フルセットの末に負けてしまいましたがRaonicが勝ち上がったためどっちにしろ今回はお預けとなりました。ランキングも1つ落とし12位です。クレーと芝と苦手なサーフェスでの大会が続いておりいまいちぱっとしないように見られていたRaonicですが、やはりハードになると持ち前のサーブの威力が発揮され強くなりますね。母国の応援も見方につけましたね。

 

そんなRaonicですが準々決勝でのDel Potro戦でのあるポイントが現在世界中のテニスファン・メディアの批判の対象となっています。それがこちら↓

ボールが2バウンドする前にネットに触っているのですが、審判がなんと気付かずRaonicのポイントに。本来はボールが2バウンドする前にネットに触ってしまうと相手のポイントになるのですが。審判はボールは2バウンドしていたと主張しますがDel Potroは会場のスクリーンに映し出された映像を見れば違うだろと言っていますね。もちろん会場の映像はオフィシャルのジャッジとして使われませんから関係ないのですが。この審判は今年のWimbledonの決勝も担当しましたが、アウトとコールしたにも関わらず2人がラリーを続けたことにより流した場面がありましたね。他にもちょろちょろ揉めたりと見てると不安のあった審判なのですが。ちなみにFrench Openの準決勝のNadalとDjokovicの試合でもDjokovicがスマッシュ後にネットに触れてしまいNadalのポイントになるシーンが有りましたね。この時の審判は違う方ですよ(笑)。フランスのおなじみのPascal Mariaです。先週のFogniniの試合の時の審判です。

Raonicのポイントになったことに対してDel Potroは抗議しますがもちろん判定は覆らず。審判の判定ですからRaonicは卑怯なことをしているわけではもちろんありませんが、自己申告するべきだと批判されています。ちなみにこのポイントについてはRaonicもラッキーだったと認めています。この大会が地元のカナダでなければ試合中はひたすらブーイングを食らっていたでしょうね。

 

 

今大会はRaonicのみならずほかのカナダ勢も大活躍しました。準決勝でRaonicと対戦した同い年のPospisilもカナダ出身。今週発表されたランキングは30のジャンプアップし40位まで上り詰めました。

またダブルスの名手として有名なDaniel Nesterは同一大会連続出場記録の新記録となる25年連続出場という大記録を樹立しました。16歳でどう大会でデビューして以来続けてきた連続出場記録は素晴らしいですね。そもそも25年間プロとしてツアーを回っているのが凄いことですが。来月には41歳になります。

カナダはデ杯でも1回戦で強豪スペインを破り、続く準々決勝でもイタリアを破り準決勝に進出しています。次戦はDjokovic率いるセルビア戦、アウェーでの対戦となりますがTroickiはドーピング違反で出場できず、今季絶不調のTipsarevicなど不安要素は多いセルビアですので、可能性は十分あるでしょう。

 

 

モントリオールも終了し、今週はシンシナティに舞台を移して7戦目のマスターズです。

今大会の注目はなんといってもDjokovic。今大会で優勝すると史上初のマスターズ9大会制覇となります。2回戦ではアルゼンチンのMonaco、3回戦で当たる予定のシード選手はSimonとなります。

錦織はシードを順当に守り勝ち上がると3回戦まで進むことになりますが、1回戦で自身3勝目のタイトルを獲得した全米室内選手権決勝で顔合わせたLopez、2回戦でChardy・Mannarinoとの勝者、そして3回戦ではDel Potro・Paire・Davydenkoの勝者と顔を合わせます。なかなかタフなドローとなっていますが、是非Del Potroとの試合を見たいですね。Del Potroも簡単なドローではないですが。

モントリオールを欠場したFedererも出場し、順当に行くと準々決勝でNadalとの試合になります。ここの対戦は楽しみですね。しかしマスターズはどこもドローが厳しいですね。FedererもNadalも簡単には行かないでしょう。とくにFedererは今季奮わないですしね。新ラケットでどうなるか楽しみにしましょう。やはりFedererとNadalのFedalマッチはいつになっても楽しみな試合の1つです。アメリカは深夜スタートなのが辛いところですが、時間によっては朝少し早起きすれば見ることができますから、学校や会社に向かう前に見ましょう。

 

 

ほいだらの。

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