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上海マスターズが開幕

うにょ〜ん、まずはお知らせが2つ。

今月の21日からMelbourne Parkで行われる男子下部ツアーのVictorian Men’s Challenger、並びに女子下部ツアーのBendigo $50000の紹介記事が出来ました。以下のURLになりますので、是非読んで下さい。

http://www.gogomelbourne.com.au/sports/tennisgolf/4753.html

http://www.gogomelbourne.com.au/sports/tennisgolf/4754.html

そして昨日からAustralian Openのチケットの一般販売が開始されました。シーズン最初のGS、メルボルン在住なら見逃せないですね!

Ticketekのページ

 

さてさて、Japan OpenですがDel Potro  VS Raonicとなった決勝戦はDel Potroの優勝で幕を下ろしました。Murrayの欠場により急遽招聘されたDel Potroは5年前にも決勝に進んでいますが、その時はBerdychに敗れており、5年越しの初優勝となりました。一方のRaonicは皆さん御存知の通り、昨年錦織との決勝まで進みましたが準優勝、こちらも今大会初優勝・並びに初の500のタイトルを狙いましたが残念でした。Raonicは今年トップ10に入りましたが500の優勝はまだありません。GSの準々決勝にも残ったことがないのです。昨年は同世代の錦織に敗れたことが相当悔しかったようで、錦織より先にトップ10に入るように厳しいトレーニングを積んできたのだとか。そして新コーチとして自己最高3位まで上り詰めたクロアチアのLjubicicを招聘し今シーズンは望んでいます。彼との相性がいいのか今季のRaonicは確かに調子がいいですね。テニスの質も上がり、今までサーブ一辺倒だったテニスがストロークでもボレーでも展開できるようになっていました。前週に優勝しそのまま日本入りしたにも関わらず決勝まで勝ち上がっていますからフィジカル的にも強くなっているのでしょう。昨年は上海マスターズで2回戦負け、その後のバレンシアの500は1回戦、最後のパリ・マスターズでは2回戦負けとあまり成績は残していませんので、今年の好調を維持できれば昨年以上に勝ち上がることは出来るでしょうし、ポイントを稼げればTour Finalsへの出場も夢ではないでしょう。

 

 

そんなRaonicに期待したい上海マスターズが月曜日から始まりました。日本勢では錦織に加え、予選を勝ち上がった添田と伊藤が本戦に登場します。1回戦にてJapan Open準決勝に進出したAlmagroに敗れましたが、添田は今季後半は不調に苦しんでいますが、復調してきたようですね。このままツアーレベルに定着出来るといいのですが。伊藤も残念ながら1回戦でMonfilsに敗れました。現在181位と大幅にランキングを落としていますが、まだまだ若いですから巻き返すチャンスは十分にあるでしょう。Melbourne Challengerにも来ますから楽しみです。錦織は初戦で期待の若手Dimitrovと対戦しストレートで見事に勝利。2回戦はMelzerかDodigの勝者となります。

 

Japan Openと同週に行われた北京500でDjokovicに敗れ今季初のハードコートでの黒星となったNadalですが、今大会で優勝すると1年間にマスターズ6勝となり同シーズンの最多マスターズ優勝を狙います。今大会ではまだ優勝もありませんので初優勝もかかっています。

 

今季7位までランキングを落としているFedererは、今大会は中国人のZhangとのダブルスにも出場しています。試合後のインタビューで、Federerはアジア圏からもっとトップ選手が出てきてほしいと話しています。

「かつてはタイからSrichaphan、今は日本から錦織が出てきているが、もっともっと選手が出てきて盛り上げてほしい。こうしてマスターズが行われ多くのトップ選手が来ることによって、今後10、20 年後に大きな変革起こるように望んでいる。」(ATPのオフィシャルニュースより)

 

2005年〜2009年は上海でTour Finalsが行われ、2011年にはLi Naがアジア人初のGSタイトルを獲得しテニスにおいて今一番のビジネスターゲットとなっているのは中国です。上海Tour Finals終了後にMastersが新設されトップ選手が皆出場しにやってきます。また移動を考え前週は東京と北京で500が開催されますが、最近は北京に選手が流れてしまう事も多いです。今年はDjokovicとNadalが北京に出場しています。賞金額は100万ドル以上、大会投資額に至っては倍以上北京の方が上ですから、ホスピタリティも良いでしょうし、いやらしい話ですが出場するだけでもらえるAppearingも上ですから選手が流れてしまうのも当然でしょう。2020年にオリンピックも決まったことですし、これを契機に日本のテニスももっと地位が上がるといいのですが。。。

 

 

マスターズも残すところ上海とパリのみ。パリは最終戦出場が決まっている選手は欠場することが多いですから、トップが揃うのは実質最後と考えていいでしょう。時差も3時間と、ヨーロッパやアメリカより見やすいですからね。お楽しみに。

 

 

ほいだらの。

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