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日本はカナダに2-3で敗れる

うにょ~ん。

 

シドニーで仕事が始まり1週間が経ちました。まだまだシステムや覚えることがたくさんある上に、仕事もこれから始まるものではなく、出来上がっているところに入るので、ついていくので必死です。

また、明日からTennis Australiaの認定コーチとしてのコースである、Junior Development Coachingが始まります。これがあると、仕事はかなり入れることが出来ますし、スキルアップにもなりますから楽しみです。

 

さてさて、日本代表は2011年のインド戦以来となるアウェイで行われたカナダとのDavis Cup1回戦。昨年も対戦したカナダですが、今年は前回欠場したRaonicとPospisilのエース2人、ダブルスのスペシャリストのNestorがメンバー入りし最強の布陣で臨みました。日本は、錦織、添田、伊藤、内山のおなじみのメンバー。やはり鍵は錦織の2勝です。

 

初日は錦織VS Pospisilと、伊藤VS Raonicのシングルス2試合が行われ、錦織とRaonicが勝利し1勝1敗に。

2日目のダブルスでは、添田・内山ペアがNestor・Pospisilにフルセットの大接戦となりましたが、敗退してしまいました。やはりダブルスのスペシャリストとして現在世界ランキング5位のNestor、フルセットまでもつれても取りこぼさないのはさすがですね。

そして最終日、錦織VS Raonicが行われフルセットの末に錦織が勝利し、決着は最終試合の添田 VS Pospisilに委ねられましたが、残念ながら添田はストレートで破れ、2勝3敗で日本の敗退が決まりました。

 

やはりDavis Cupはシングルスのスペシャリストはもちろんですが、ダブルスが非常に重要になってきますね。たとえ1試合でも、アメリカは常にBryan Brothersを入れてきますし、Nestorもカナダ代表の常連です。シングルスでトップ10にFedererとWawrinkaの2人いるスイスが昨年は優勝しましたが、この2人はダブルスでオリンピックの金メダリストですし、シングルスのトップ20が2人と、ダブルス専門の選手を構成するのがDavis Cup攻略の鍵ではないでしょうか?

 

伊藤とRaonicの試合を振り返ると、サーブは最強のRaonicですがリターンは決して良いとは言えません。そんな中でも伊藤相手にストレートで勝利し、各セットで2回ずつブレークに成功している辺り、かなり大きな差を感じますね。トップ10のRaonicと伊藤では差が有るのは当然ですが、これだけまざまざと違いを見せつける辺り、Raonicの成長は素晴らしいですね。伊藤もこの経験を糧にさらに上位を目指して欲しいです。日本人では珍しくサーブがしっかりスピードが出ますし、最近は試合展開にバリエーションが増えましたから。

 

日本は今後それぞれの地域で勝ち上がった国との入れ替え戦に望みます。来年もメインドローに残れるよう期待しましょう。

 

今週はこのへんで。

 

ほいだらの。

 

 

 

 

 

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