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Von Haus

チャールズ・ディケンズの描いたような世界が広がる小さなカフェ

2009年8月2日掲載


  

 カフェの横を通り過ぎたことさえ気づかないような、ひっそりとした入口。突き当りを左に入れば、小さなスペースで営まれているカフェ“Von Haus”がある。1800年代建造の建物の中にあり、60年代を思わせる曲線のアーチ、70年代の家具、80年代ミュージックが流れ、内装のモチーフには90年代の匂いが漂う。カフェの2階はずいぶん昔に自宅として使用されていたそうだ。

  

 照明は小さな裸電球1個が中央にぶら下がり、あとは間接照明が数個あるだけ。昼間でもほんの少し薄暗く、窓から差し込む光がちょっとまぶしいけれど、どこか温かみを感じられる。定期的に活け変えられるテーブルの上の植物たちも、このカフェの魅力の一つで、この日は花が咲いたガムツリー(Gum tree)が目に飛び込んでくる。間接照明の一部にもなっていたりして、とっても洒落ているのだ。

   

 そして中央のコミュナル・テーブルの上には、カフェやレストランではタブーとされる香り高いユリの花が飾られているが、インテリアと調和していて、気にならないほど。お店の裏口から外へ出れば、赤いレンガの壁に囲まれた狭い路地に設置された椅子とテーブルが3組並べられ、時間によっては日が差し込んで、ポカポカ陽気で気持ちがいい。

  

 オープンキッチンではスタッフのKimが何やらケーキを制作中。大きく開いたカウンターからキッチンがすべて見渡せ、小さなカフェなのに開放感がたっぷり感じられる。「(ガムツリーの葉を)ちぎって、匂いを嗅いでみて?とてもいい香りがするわよ。」と気軽に話してくれた。もう一人のスタッフMichaelも優しく接してくれ、建物自体がとても古いことやカフェのことをいろいろ教えてくれた。

 

 ワインリストもとっても魅力的で、スペイン・ワインのファンでもあるScott Wasley氏の影響を受けて仕入れたワインが豊富に揃っている(グラス$8.00~)。なんとビールは1種類だけ!!ワインボトルがインテリアの一部になっているのにも注目して!

  

 自分だけの秘密にしたくなるような空間が広がっているので、ぜひ訪れてほしい。コミュナル・テーブルで新しい友人ができるかもしれないし、日が差し込む窓辺や裏のカフェスペースでちょっと休憩…なんていうのもいいかもしれない。

  

『Von Haus』
住所:1A Crossley Street, Melbourne VIC 3000
TEL:(03) 9866 3640
営業時間:月ー木 AM7:30-PM11:00
     金 AM7:30-AM1:00
     土 AM10:00-AM1:00
定休日:日曜日
※支払はCash only

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