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JAPAN FESTIVAL 2009

大盛況だったフェスティバルの思い出を振り返ってみましょう!

2009年5月21日掲載

17th May 2009 @ Box Hill Town Hall and TAFE

 

  もはや恒例行事として認知されている"JAPAN FESTIVAL”。今年で10周年を迎えたフェスティバルには、日本人や日系人ばかりでなく、韓国や中国などの日本以外のアジアの人たちやオージーも多数訪れ、日本および日本文化の人気の高さが伺えた。場所はボックス・ヒル(Box Hill)の市庁舎と隣接するTAFE(専門学校)の校舎で開催された。

  

  Box Hill駅より会場へ向かっていくと、最初に目につくのが TAFE の駐車場。ここは毎年アンケートで人気No.1となるという食べ物の屋台エリア、各店とも列をなして順番を待つ人が出るほどの人気ぶり。特に12時~3時は人であふれ返り、奥のテーブルに進めないほど。タコ焼き、ドラ焼き、焼き鳥、みたらし団子といったスナックを食べながら歩く浴衣姿のオージー達が多数目に付きました。浴衣(または着物)を着た人は入場料が無料になるので当然かな? でも紋付袴を着た人にはちょっとびっくり。

  

  市庁舎前の芝生では、「日本伝統の遊び」と題して、竹馬・コマ・けん玉遊びを紹介するコーナーが設けられていた。コマを地面に叩きつけてしまう子供もいれば、コツをつかんで竹馬を上手に乗りこなすオーストラリア人もおり、子供ばかりでなく大人も童心に返って楽しんでいる姿が見られた。


 市庁舎での中心は舞台パフォーマンス。地元の小学校の和太鼓演奏から始まり、開会式では日本式に酒樽の鏡割りが行われた。その後メルボルン日本人学校の生徒による『よさこいソーラン』、日本が誇る武道の空手、剣道、居合い道、薙刀、地唄、三味線の演奏など。このような伝統芸・伝統芸能には日本人ともにオーストラリア人の姿も多く見かけられ、日本文化が深く根付いていることを感じさせます。パフォーマーの一人フィリップ・フラビン氏は地唄、三味線を独演し、来場者参加の目玉の一つ、毎年人気の着物コンテストで優勝したのは地元のRaquel Ryan さんだった。
 
  

  このジャパン・フェスティバルのために日本から駆けつけた書道家・野竿進悟氏によるダイナミックなパフォーマンス。書道がパフォーマンスになるとは驚き。また、ブルースギターのジョージ上川氏と津軽三味線奏者の只野徳子さんは過去のジャパン・フェスティバルで出会って以降、セッションを行っているとのことで、今回も息のあった演奏を聞かせてくれた。ギターと三味線、今後もこのような”east meets west”の融合が生まれてくることを願いたいと思う。

  

  プログラムの最大の目玉は〝のど自慢大会”。前年度は第2ステージで大好評だったとのことでメインステージに進出した。この日のために予選を勝ち抜いた人が決勝で戦い、オージーも日本の曲で参戦。マイクが声を拾わないアクシデントにもめげず、The Blue Heartsの『リンダ・リンダ』を弾けたパフォーマンスでカバーし、歌いきった林道郎氏に軍配が上がった。

  

  展示と販売のブースも100を超えて設置され、舞台のある市庁舎1階メイン・ホールは主として豪日協会・日本人学校などの展示、2階はいけばな、任天堂のゲームコーナーと、第2ステージとしてメイン舞台のパフォーマーが時間を代えて出場しました。

  

  地下会場では、日本の雑誌・古本・お茶・陶器・絵・書・着物・傘・おもちゃ・ベビーグッズ、メルボルンで活躍するアーティストによるクラフトやアニメ・グッズ・指圧コーナーもあり、日本関連のものが特別価格で販売されていました。TAFEの2階では、茶道、折り紙、日本の鉄道模型、将棋、碁、そして目玉の一つ児童絵画、日本を描いた子供達の絵が200枚以上も展示されていました。すし、桜、富士山、侍に、でもアニメの主人公が一番目に付いた。もはや日本のイメージはアニメなのだろうか。

  

 
 閉会セレモニーは和太鼓竜胆によるパフォーマンス。迫力ある太鼓の音とリズム、そしてパフォーマンスはメイン・ホール内の人々を一気に引き込み、フェスティバルは惜しまれつつ終了しました。

   

◇フェスティバルの様子


Japan Festival
URL:http://www.jcv.org.au/japanfestival/

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