ワトゥルの風（第１１号）
更新日: 2011-02-01
貴重な体験校 長 丸 本 亙
あっという間に１月が終わり２月になってしまいました。メルボルン日本人学校の３学期も残す所１ヶ月と少し。学年のまとめをしっかり行い、次の学年の準備をしていく時期となりました。中学３年生は、自分の進路をしっかりと見つめ、新たな出会いに向けて頑張っています。きっと素晴らしい結果が届くことと確信しています。
さて、１月は１０日にスタートしましたが、先月の学年便りでもお知らせしましたように、始業式には８５名の子ども達が新多目的ホールに整列しました。再開したプレップの５人の子ども達も多少緊張気味の顔で参加していましたが、この２０日間で緊張感も取れ、渡邊教諭の指導の下、本当に楽しそうに教室や校庭で活動している姿が見られるようになりました。また、当日からスタートしたオープンクラスにも３１名の子ども達が参加し、本校の子ども達と全く同じように学習や運動に取り組み、友情を深めることができました。本校の子ども達もオープンクラスに参加した子ども達も、お互いが刺激仕合いとても素晴らしい体験ができたように感じました。「また来年も来たい。」という子が多数いましたが、できればすぐにでも本校に転入し、しっかりとした日本の教育を受けて頂ければと思っています。オープンクラスに参加したお友達がオープンクラスに参加しての感想を書いてくれましたので掲載したいと思います。
「ぼくは、メル校に通ったこの１週間を楽しむことができました。メル校に1週間しか通っていないのにたくさんの友達とふれ合えて本当によかったです。とくにぼくのクラスのみんながぼくに優しくしてくれたのがうれしかったです。ぼくは、とても授業を楽しめたので本当によかったと思います。漢字先生をしたときは緊張したけれど、がんばれたのでうれしいです。ぼくもメル校に転入したいけど、英語を習いたいので、また現地校に行きます。ぼくにとってメル校での生活は最高の日々でした。」
１月２０日からは水泳学習が始まりました。車で２０分くらいの所にある「ウェーブス」で行いました。ホップ、ステップ、ジャンプ、チャレンジの４グループに分かれて、自分の泳力を伸ばすために一生懸命練習しました。３回と回数は少なかったのですが、２時間近くみっちりと練習に取り組んだ子ども達は、確実に力を付けていました。自分の目標をはるかに超えるタイムで泳いだり、新しい泳法をマスターしたりした子が多くいたようでした。来年度は、できれば現地校のスクールホリデーを外すなどの工夫をして、浅いプールも使えるようにしていきたいと考えています。
月末には、G１・２・プレップの動物園見学、G３の消防署見学、G６の州議事堂見学が行われました。トラムや電車に乗って目的地に行きましたが、どの学年も公共施設での行動は大変素晴らしく、ルールを守ってしっかりと行動できていたことに感心させられました。特にプレップの子ども達は、１月にスタートしてすぐの校外活動で多少心配しましたが、先生の話をしっかりと聞いてお兄さんお姉さん達と楽しく仲良く見学できたことには本当に驚かされました。
本年度も残り少なくなりましたが、保護者の皆様にはさらなるご理解ご協力の程、よろしくお願い致します。
メルボルン日本人学校 学校だより
ワトゥルの風
第11号 平成23年1月31日
