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ワトゥルの風 Part2

オープンクラスを終えて
学校長 美谷添久男
 
 今年も希望者16名を受け入れ、現地校の休暇期間を活用して、7日間のオープンクラスを開設しました。この試みは、現地校に通っている日本人子女に対して、教育の充実を図るとともに、日本の学習環境に適応することを主な目的として、平成20年度から実施されています。
児童の中には、毎年ここにきている子もおり、久しぶりの再会にすぐ打ち解けて、話が弾んでいたようです。初めての子たちも、日本語で話ができることに、安心して学習活動へ参加してくれました。また、日本の教科書で、関わることがなかった理科や社会科では、興味をもって積極的に取り組んでいました。学習を終えた後、自分の新たな課題(漢字力の向上)を掲げるなどして、来年度オープンクラスへの参加を誓っていた子もいました。
一方、屋外では、竹馬などで夢中になって遊んでいましたが、最終日には乗れるまでになり、大きなおみやげを持ち帰ることができたようです。
メル校生にとっても、同じ教室で同様の学習課題に取り組むことで、互いに切磋琢磨するなど、新しい刺激があったのではないかと思っています。また、温かい環境を整えてくれたことで、参加者も、短い時間を楽しく、有意義に過ごしてくれたのではないかと感じています。
参加した保護者の方々のアンケートからは、メル校の子どもたちや学校に対して、賞賛の声をたくさん頂きました。抜粋して紹介させて頂きます。

・歌や劇を通して、遊びの中から日本を、日本語を身につけることができ、充実した内容に感心しました。
・最初にメル校生の礼儀正しさに感心しました。上級生たちと一緒に授業を受けることで身に付けていくようです。
・ESLの授業がうらやましいです。現地校では自然に任せるだけですが、文法や単語が学べるのは魅力です。
・補習校では行わない、図工や体育、音楽、生活科、道徳がとても新鮮で楽しかったようです。
・クラスの生徒は、みんな仲が良く、生き生きとしていたのが印象的でした。
・担任の先生のご指導も細やかで、すべてにおいて満足のいく体験でした。
・宿題が、国語の音読だったのですが、大きな声でハキハキと読んでいる姿に驚くとともに、授業で自信がついたのだと実感しました。
・ESL Teachers teach well.  Some students may feel difficult.
・子ども向けの本が、たくさん揃っているメル校の図書館を、体験する時間があっても良かったと思いました。


 今回のオープンクラスを通して、現地校に通わせている保護者の方々が、どのようなことに心配されているかを、少しずつ理解することができました。重要なことは、現地校に学ばせることで、得るものと、失うものを十分に見極めつつ、我が子の個性とあわせて考えることが必要ではないかと思います。
私たち教職員は、メル校に学んでいる子どもたちも、現地校に通っている子どもたちも、いずれ、日本の将来を担っていける大切な人材だという認識をもって、日々の教育に携わっております。そのためには、成果と課題を整理して、来年も一層充実した運営をめざしたいと考えています。その結果において、メル校の魅力を十分理解し、是非学ばせたいと思っていただけるような教育活動を進めて参りたいと思います。

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