Logo for melko

学校だより 7月号

充実した英語学習

本校HPのトップページには『確かな学力 豊かな心 充実した英語学習』という大きなタイトルを出しています。学校だより7月号では、この中の「充実した英語学習」について伝えたいと思います。

 6月は、中学部と小学部(プレップ~G4)が現地校を訪問し交流学習を行いました。中学部の交流学習時に感心したことがあります。様々な行事での挨拶担当は事前に決定し、その担当になった児童生徒は原稿を考え練習を重ねて本番に臨みます。しかし、担当教員によると中学部の交流学習は毎回事前に決めていないとのこと。そして、当日。急に指名された生徒達は、日本語で、英語で見事に挨拶をやりとげました。また、あるテーマについて現地校の生徒と教員がフリートークしていた時に、日本人学校の生徒が急に意見を求められたのですが、自分の意見を臆することなく英語で述べた生徒もいました。中学部では、日本人教員による週4.5時間の英語、ネイティブスピーカーによる週3時間のEALで、4技能(聞くこと・話すこと・読むこと・書くこと)をバランスよく育成する学習を行っていますが、交流学習という実践の場で日頃の学習の成果を発揮し、着実に英語の力をつけていることを感じました。もちろん、本人の努力、そして、家庭でのサポートも英語力向上の大きな要因であることは間違いありません。

これは、小学部でも言えることです。本年度よりG3から英語の授業を実施しています。G3だけでなくG4も、そしてG5にとっても初めての英語です。『新しい言語を学ぶためには努力が必要であること、努力なしでは言語は身につきません。第2言語として英語を勉強するためには、英語という言語をrespect(尊敬)してほしいです。』という英語担当教員のメッセージがG4とG5の教室に掲示されています。英語では、辞書を引くことの習慣化を図っており、G4以上では分厚い辞書を引きながら真剣に学習に取り組む姿があります。「私は辞書を引くのが好きです。」とG4のある児童が言っているのを聞き、とても嬉しく思いました。

日本では次期学習指導要領改訂に向け、社会の急速なグローバル化の進展の中で英語力の一層の充実は極めて重要であるとし、小学校中学年に外国語活動の創設、高学年では英語の教科化、中学校では授業を英語で行うことが検討されています。もちろん、英語さえ習得すればよいということではなく、日本の伝統や文化を理解し誇りを持つこと、他国の伝統や文化を尊重すること、思考力・判断力・表現力を身に付け、情報や考えなどを積極的に発信し、相手とコミュケーションできる力をつけなければなりません。

 「日本人教員による英語とネイティブスピーカーによるEAL」という日本人学校の強みを生かした英語学習を今後も進めてまいります。 

                           

(校長 上野祐美子)

関連記事

最新記事

カレンダー

<  2026-10  >
日月火水木金土
        01 02 03
04 05 06 07 08 09 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

プロフィール

メルボルン日本人学校のコラム

記事一覧

マイカテゴリー