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学校便り 11月号

<第31回運動会>

新緑の美しい季節、春真っただ中の運動会。のはずでしたが前日からの雨で気温はぐんと下がり、冬のような寒さの中で開会式がスタートしました。雨粒がぱらつき不安がよぎりましたが、しかし、メル校生の元気・本気・ヤル気で雨雲を吹き飛ばし、時折青空も見える中、綱引き以外の競技・演技を全て終えることができました。昨年度は強風のため実施を見送った「大玉ころがし」ですが、今年は無事実施、息の合った!?親子での競技に大いに盛り上がりました。写真で振り返ると、子どもだけでなく保護者のみなさんもとてもにこやかに競技をされていて、親子で一緒に体を動かすことの魅力があふれていました。

運動会の取組は、日頃の体育学習の成果を発表する場であるとともに、全力を出す喜び、異年齢集団の中で互いに協力することで得られる所属感や達成感を体験させること、主体的な行動を通して責任感・連帯感を養うことをねらいとしています。応援団長を中心にプレップからG9までが1つになり、優勝をめざして頑張った運動会。連続優勝をものにした白組、3点差という接戦に敗れた紅組、どちらの組も「やりきった!」というすがすがしい表情に満ちていました。「南中ソーラン」の前にG9生徒一人ひとりが今の自分の思いを語ってくれましたが、悩み、戸惑いながらも最高学年リーダーとしての役割を自覚し、メンバーを引っ張り、団をまとめてくれた4人。あこがれの先輩の姿は、また次の世代へとしっかり受け継がれていくでしょう。

保護者の皆様には応援や競技参加、後片付けなど様々な面でご協力いただきありがとうございました。

<中学部・Podiatristによる職業講話>

メルボルン在住日本人の「Podiatrist」の方を講師に招き、中学部生徒を対象に職業講話をしていただきました。「Podiatrist」という職業は、足の疾患の診断や治療を行う専門医だそうです。足の専門医になろうと決めた経緯や、また、仕事内容について実際治療で使用する道具や機器を使いながらお話ししてくださいました。資格取得にあたって専門の勉強とともに、英語でも苦労されたようですが、「何でもやろうと思えばできる!」という力強いメッセージは生徒の心に響き、これから進路を決定していく上での大きな励みになりました。

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