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ワトゥルの風(第7号)

                   大成功に終わったメル校デー
                                                    校 長 丸 本  亙

 9月12日に開催されたメル校デーは、大変多くの方々にご来校いただき、成功裏に終えることができました。1ヶ月以上も前から緻密な計画の元、着々と準備をしてくださった学年委員会を中心とした保護者の皆様方のお力添えがあったからこそと思っております。本当にありがとうございました。前日の「メル校デーイブ」そして当日の「メル校デー」と2日間にわたり、子ども達の大変満足した顔を見ることができ、うれしく思っております。
 今年は、昨年度の反省を活かし、当日と前日の目的をはっきりと区別することからスタートしました。メル校デー当日の活動が中途半端になることが無いように、「メル校デーイブ」は子ども達と保護者の方々が楽しむ場、「メル校デー」は地域の方々や日本からいらしている方々にメル校の良さを知っていただく場というようにしっかりと区別して取り組みました。どちらの場に於いても、子ども達は自分の持っている力を最大限に発揮できたように感じました。
 小学部のワトルタイムでは、「柔道」「着物」「言語」に子ども達が分かれて、日本の文化をしっかりと現地の方々に理解していただけるように工夫した取組が行われました。大変興味を持って真剣な眼差しで見ている多くの現地の方々がいらしたことで、「伝える」という目的を十分に達成できていたように思います。また、中学部のワトルタイムでは、英語のスピーチでしっかりと「伝える」ことができていました。多くの方が立ち止まってスピーチを聞いてくださっていたのが印象的でした。
 パフォーマンスでは、小学部・中学部の持ち味を遺憾なく発揮していました。中学部のアカペラによる歌声や小学部のきれいな歌声は、聞く人の心をしっかりと捉えることができたことと思います。また、「SAMURAI]「牛深ハイヤ」「南中ソーラン」の演技は、回を増すごとになめらかさや力強さを感じさせる演技となっていました。
 午後のチャレラン・チャレランプラスにも、多くの方々が参加してくださり、大変盛り上がっていたように思いました。中学部の生徒は、現地ではなかなか体験できない勤労体験として、チャレランを手伝ったりリフレッシュメントの販売の手伝いをしたりと率先して取り組んでいました。

                
 
 この2日間は、子ども達の心の中に深く残っていくものと思います。メル校で過ごす時間は、その子によって長かったり短かったりと違いはありますが、一つの目的に向かって力を合わせ充実した時を一緒に過ごせたことは、きっと一生の思い出になると信じています。メル校デーがこれだけ盛大にできたのは、文頭で書かせていただきましたように保護者の方々のお力添えが大きいと思っています。また、メル校デーをバックアップしてくださるために多くの企業より、バザーへの提供品をいただきました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
 17日には、オーストラリアの議員であるマイケル・ダンビィー様、長谷川総領事様、グレンアイラ市長のスティーブン・タン様を初め、多くの来賓の方々をお迎えし「新多目的ホール」の落成式を行いました。オーストラリア政府より多額の補助金をいただき、広くて明るいホールが完成致しました。今後、卒業式や入学式の行事に使用したり、学習の場として使用したりする機会が増えていくものと思います。安全に大切に使っていきたいと思います。

                
 
 10月17日には、次の大きな行事である運動会が控えています。子ども達も運動会へ向けた活動に前向きに取り組む姿が校庭などで見られるようになってきました。保護者の皆様方には、今後もお力添えをいただく場面が多々有ることと思います。さらなる、ご支援ご協力をよろしくお願い致します。


メルボルン日本人学校 学校だより
ワトゥルの風

第7号 平成22年10月1日

メルボルン日本人学校ホームページ →  http://www.jsm.vic.edu.au/index.html


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