Logo for tennis

French Openが開幕しましたが、International Premier Tennis Leagueって???

うにょ〜ん。
最初にお知らせですが、今週は週末にもう一度コラムの更新がありますのでよろしくお願いします。


さて、先週の更新で伝えるのをすっかり忘れていましたが今週からついに今季2つ目のGS、French Openがパリにて始まりました!舞台をクレイに移して行われるこの大会、Nadalは自身の持つFrench Open最多優勝記録を8回に伸ばすのか、Djokovicが生涯GSを達成するのか、未だに今季無冠のFedererが優勝するか、MurrayがUS Openに次いで2つ目のメジャータイトルを手に入れるのか???おっとMurrayは腰の怪我で欠場でしたね。。。まあただでさえクレイでは優勝候補に入れてもらえないMurrayですから今回スキップしてWimbledonに備えるようです。やはり彼ももちろんイギリス人が何よりも望んでいるタイトルですからね。シード勢としては、アルゼンチンのDel Potroの欠場も発表されました。また、心臓疾患で治療中のMardy Fishも欠場ですね。ウィルス性疾患で休業中のSoderling、French OpenでNadalに唯一土を付けた男ですね、彼もFish同様になかなかツアーに戻ってこられませんね。個人的に注目したいのが主催者推薦の、オーストラリアのKyrgios。主催者推薦で出場予定の同胞Millmanの欠場により、予選への主催者推薦を獲得していたKyrgiosが急遽繰り上がりました。以前コラムで紹介した今年のAustralian Open Jr.のチャンピオンです。10代でのチャレンジャー優勝が評価されました。このコラムを書いているたった今試合中ですがなんと!!!Stepanek(唇兄貴ですね笑)相手に7-6(4) 7-6(8) 7-6(11)で全セットタイブレークでストレート勝ち!!! total points wonではStepanekが2つ上回っていましたがスコアはKyrgiosの勝ちです。素晴らしいですね。17番コートのため中継がなかったのが残念。。。次はPetzschnerかCilicです。


さて、熱戦が続くパリから届けられたFrench Open以外のニュースをお伝えしましょう。French Openの話はどのメディアでも見つかりますしね、コラムのアップロードの曜日が決まっているので同じ話をしてもつまらないので。大会の話は週末の更新で。そうそう、お姉さんのRadwanska金髪になっていましたけど、あれってどう思います?個人的には微妙です(苦笑)。こちらの一番左です↓


今回のお話は、2014年の12月のオフシーズンに新たなイベントを開催しようというもの。その名も、International Premier Tennis League (以下、IPTL)。この名前を聞いてピンときた方はいらっしゃるのでしょうか?とんでもないスポーツ通でないと御存知ないでしょうね。このイベントはインドの国民的スポーツであるクリケットの、Indian Premier Leagueから考えられたもの。勘の良いテニスファンの読者の方正解です、インドのBupathiが音頭を取って現在協議されています。まだまだ詳細が決まっておらず自分も詳しくはわからないのですが、アジアのマーケットの強さに着目したイベントのようですね。先週の発表によると、Djokovic、Nadal、Murray、Tsonga、Serena、Azarenka、Li Na、また引退したAgassi、Moya、Samprasなど、男女にレジェンドを合わせた100人に参加を募るそうです。ちなみにこのメンバーはもうサインアップしたそうです。ちなみにFedererはツアースケジュールを縮小して出場大会を絞っていることから、もうしばらく様子を見たいと言っているそうです。Federerは会見で、
「アジアでのイベントはいいアイディアだと思う。No.1だった時に上海で何度もプレイしてマーケットもサポートしてきた。アジアのマーケットは今どんどん良くなってきているからね。」
と話していました。う〜ん、、、上海は行っていますよねえ。。。日本には1度来ていますが翌年はキャンセル、それから1度も来ていませんからねえ。実はこれには裏側の話がありまして、Japan Openの海外選手の招聘に携わっている平沢潤という方がいらっしゃるのですが、キャンセルの翌年にAustralian OpenでFedererに会った際に謝られ今年は絶対に行くと言われたそうですが、もう君は必要ないと言い返したそうです。結局Nadalの招聘に成功して大会は事無きを得たのですが、雑誌のインタビューでこの記事を見た時に、まるで言ってやったぜみたいな感じが伝わってきてどうも好感が持てませんでした。もちろん文章の書き方で感じは変わりますから本意は分かりませんけれどもね。こういったことがあるとFedererは今後日本のマーケットは優先しないのではないでしょうか?仮にこのイベントに参加を決めても日本には来てもらえないような感じもしますね。どういった日程で試合が行われるかは知りませんが。


話は脱線しましたがこのIPTLは、6人から10人の6つのフランチャイズチームを作りオークション方式で選手を取り合い、1セットマッチの男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、レジェンドシングルスの5試合を行う予定だそうです。このオークションは大会前か大会中かわかりませんが、Australian Openの期間に行われるそうですよ、世界中のメディアが集まるし良い宣伝になるでしょうね。その5試合の獲得ゲーム数で勝敗をつけるそうで、トータル3時間前後と考えているようです。この辺りはテレビ中継に合わせて行われるクリケットのイベントと同じ発想ですね。

 


個人的にはかなり画期的で面白いイベントだと思いますよ。団体戦はデ杯とフェドカップだけで、男女混合のイベントは年始のHopman Cupなどかなり少ないですからね。問題はATPとWTAでしょうね。ただでさえ選手は過密日程だからシーズンを短くしろと言っていますし、自発的にオフをシーズン中に取る選手も多いです。ツアーはいずれ短くなるとは思いますし、オフシーズンにこういったイベントが行われるのは良いことでしょう。アジアでのテニス発展に繋がりますからね。今後の進展に注目です。



ヨーロッパは時差がきつくメルボルン時間で19時スタートの予定となるうえに、クレイによって長い試合展開となりますが、やはりリアルタイムで見ましょう!日本人 に人気のスペイン人などクレイコート育ちのイケメン選手も勝ち上がりやすいのがこの大会、また新たな発見もあるでしょう(笑)。


それではまた。ほいだらの。

コメント

以前のコメント

さば   (2013-05-29T09:12:31)
フレンチオープン真っ盛りのこの時期に、あえてこの話題を選ぶところがいいですね(笑)アジアで有名選手が多数出場する大会がもっと開催されるようになれば、一般人のテニスへの興味も増し、裾野が広がって、世界で活躍できるような選手も出て来るかもしれませんね。サッカーのように、日本でもテニス人気が定着してくれるといいなと心から思います。

関連記事

最新記事

カレンダー

<  2024-04  >
  01 02 03 04 05 06
07 08 09 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

プロフィール

テニス王子のJust Right!では、選手紹介・ルール・歴史までテニスにまつわることを幅広く紹介していきます。これを読んだあなたも、Australian Openが開催されるMelbourne Parkでテニスを始めませんか?

記事一覧

マイカテゴリー