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Nadal、Sharapovaが優勝

うにょ〜ん。

寝不足の2週間が終了しましたね。オージーはラッキーですね、明日はQueen’s Birthdayで祝日ですので。

 

そうそう、Murrayが新コーチとしてMauresmoを招聘。そうそう、元女子No.1の選手です。とりあえず芝のシーズンだけなようですが、この組み合わせは楽しみですね。ちなみに男子に女子コーチが就くのが珍しいけどと質問されたMurrayは、16ぐらいまで母親とやっていたから特に変な感じはない。まあ今回は給料を払うところが違うぐらいかな(笑)、とのことです(笑)。

 

さてさて、2週間の激闘が終了し最後に立っていたのは、ついにBorgの記録を抜き5連覇を達成したNadalと、自身2度目となったSharapovaの2人。いや〜二人共自分は優勝するとは思っていませんでした。申し訳ございません(笑)。それぞれ振り返ってみましょうか。

 

まずは女子決勝Sharapova VS Halepとなりましたが、SharapovaはBouchardに、HalepはPetkovicに勝利しました。Halepは自身初の決勝ながら、臆する様子なく彼女のテニスを貫きました。特にディフェンス力が素晴らしい。そして相手コートに広く打てる技術力も有りましたから、これから精度を磨いていけば将来的にGSでの優勝も出来るでしょうね。またかなり厳しいフランスの観客を見事に認めさせました。決勝の試合中のコールもさることながら、試合後もSimonaコールが続きました。確かに今回の試合は近年のRoland Garrosの女子決勝では最高の試合となりましたね。自分が見た試合の中では文句なしの1位。基本的に自分はSharapovaが好きではないので、彼女の試合は真剣に見ることが少ないのですが、珍しく最後まで見入っていました。今回の、というか相変わらずですが、Sharapovaの1ポイントに対する執念は素晴らしいですね。このへんは尊敬するところです。あの執念がなければ12本もダブルフォルトを献上しながら勝てないでしょう。肩の怪我等色々ありサーブに難を抱えるSharapovaですが、ストロークの強打がハマった時の強さは素晴らしいですね。ところで、生涯GSを達成しているSharapovaですが、それぞれ1回の優勝で達成していますが、まさかの大会2勝目がRoland Garrosになるとは。。。

こちらが女子決勝のハイライトです。

 

 

そして、今朝行われた男子決勝、NadalがDjokovicに勝利し、5連覇、通算9度目の優勝を決めました。ちなみに昨年の8勝で同一GS最多勝利数の記録は達成しています。来年以降、前人未到の同一GS2桁優勝達成することができるのでしょうか?

しかしまあ、前哨戦の様子を見ていましたが、今年もNadalが優勝するとは思いませんでしたよ。まだ腰が完治していなく、サーブも本調子とは言えるものではなかったですし、自分を鼓舞して試合中に盛り上げるNadalの様子があまり見られませんでしたから。どこか自信なく小さく見えていました。それでもRoland Garrosでは異常な強さを見せるNadal、ある界隈では土魔人と呼ばれているほど(笑)。今回もまた土魔人と化したNadalでした。

 

Djokovicはまたしても体調に苦しめられました。試合中に吐く様子が見られ、ESPNの中継ではスローモーションが入れられていました。これはやめればいいのになぜでしょうね(苦笑)。今日の気温は27度とそれなりに暑いですが、彼を苦しめたのは湿度、具体的な数値は分かりませんが、かなり高かったそうですよ。生涯GSが懸かっていただけに、いつもは勝っても負けても笑顔のDjokovicですが、珍しく表彰式で泣いていました。セルビアの大雨と洪水の被害者へのサポートも続けているDjokovic、彼らの希望となるようにプレッシャーをかけていたのもあるのでしょう。しかしDjokovicは大きな怪我がなければRoland Garrosを獲得するのも時間の問題でしょう。

 

 

Nadalは今回の勝利でRoland Garrosの戦績は67戦66勝。なんちゅう戦績なんでしょうね。。。キャリアで唯一Nadalに土を付けた男が現在、伝染性単核球症の治療のため2年以上ツアーを離れているSoderling。この症状は熱が断続的に出るそうですが、現在はその症状は消えているそうで、練習も再開しているそうですが、まだまだ制限が多く、長時間コートに立つことも厳しいそうです。ツアーを離れている間に、子供も生まれましたがまだまだ引退するつもりもなく、再びコートに戻りたいとのこと。スピン過多と言われる現代のテニスに風穴を開けるように、フラットで叩くショットはNadalなどクレー育ちの選手には相性の悪い相手となります。回りこんでの逆クロスのフォアの爆発力は素晴らしかったですし、またあのテニスが見られるといいですね。最近では、いいテニスボールって何?って聞かれた際に思い浮かばなかったことから、テニスボールの開発も始めているそうです。10年後はSoderlingの名前が冠されたボールが大会オフィシャル球として使用される日も来るのでしょうか?

 

 

次なるGSは聖地Wimbledon。と言ってもAustralian OpenからRoland Garrosのように数ヶ月空くのではなく、2週間後。ハーレには早速Nadalが登場、Federer、Raonic、そして錦織らが初戦免除の上位4シードに名を連ねています。ロンドンではWawrinka、Berdych、Murray、Dimitrov、Tsonga、Gulbis、Anderson、Dolgopolovらが初戦免除の上位8シードで出場します。Wimbledonでは昨年見事に地元の70年越しの夢を叶えたMurray。2連覇達成することができるのでしょうか?

 

 

ほいだらの。

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