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ワトゥルの風

早いもので、もう2月
 

校 長 丸 本  亙 

 つい先日、新年のご挨拶をしたように思いますが、もう2月を迎える事となりました。本当に駆け足で1月が通り過ぎてしまったような気がします。
 さて、1月9日からのオープンクラスには25名のお子様が、メル校の子どもたちと一緒に学習に取り組みました。7日間という短い期間でしたが、大変充実した時を過ごせたことと思います。また、本校に在籍している子どもたちにとっても、貴重な体験の期間だったように感じました。お互いが刺激仕合い、お互いの良さを引き出しながら一つのクラスで学ぶことができたように思います。7日間在籍した子どもたちも満足した顔で、最後の日を迎えていました。「またメル校に来たい。」という声があちこちから聞こえてきたのは大変うれしいことでした。現地校には現地校の良さがあり、メル校にはメル校の良さがあると思っております。ただ、日本の教育をしっかり身につけるためには、やはり本校で学ぶことが子どもたちにとってベストであると確信しております。本校での学びを経験したことによりメル校の良さを知り、現地校から本校に移ってくる子がたくさんいるであろうことを期待しています。
 23日には近隣から出火し学校にも火の手が迫っているという設定で避難訓練を行いました。まず初めに第一避難場所である校庭に避難し、その後第二避難場所であるプリンセスパークに移動しました。数年前にメルボルン近郊で起こったブッシュファイヤーに対応するため、メルボルンの学校では全ての学校が近隣火災の避難訓練を行っています。プレップや1年生もしっかりと話を聞いて、真剣な表情で訓練に参加していました。備えあれば憂い無し。実際には起こらないであろう事でも、まさかの時に備えてしっかりとした訓練を行う事が大事であることを再確認することができました。
 27日から今日までの3日間、小学部3年生、小学部6年生、プレップ・小学部1・2年生の生活科・社会科見学が行われました。天候にも恵まれ、しっかりと約束を守って活動することができました。3年生の博物館見学は、社会科の時間に学習したことをしっかりと確認することができたようでした。英語で説明されたこともしっかりと理解している様子に感心させられました。6年生はヴィクトリア州議事堂と戦争慰霊塔を見学し、オーストラリアの政治や日本との関係を改めて考える良い機会となった大変有意義な見学となりました。プレップ・1・2年生の水族館見学では、行き帰りのトラムの中での態度などに成長を感じました。友達と仲良く多くの魚などを見学し、子どもたちにとって思い出に残る楽しい1日となりました。校外へ出ての活動では、普段体験できないことを体験したり社会のルールを身につけたりするという大切な目的があります。日本から遠く離れているオーストラリアで、ルールを守って活動している子どもたちの姿を見ることができ、大変うれしく感じた3日間になりました。
 学校評価アンケートにご協力いただきありがとうございました。集計を行い、4日の保護者懇談会の折りにまとめとしてお話しさせていただきます。子どもたちも学習のまとめの時期となりましたが、学校としても今年度のまとめをしっかりと行い、教職員でしっかりと話し合って反省し、来年度に良い形で繋げていきたいと思っております。
 卒業式・修了式まで残す所1ヶ月と少しになりました。今後とも、保護者の皆様方のご理解・ご協力をよろしくお願い致します。
                            

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