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Le petit gateau

メルボルンで本場フランスのケーキはいかが?

2009年5月22日掲載

Le petit gateau



リトル・コリンズ・ストリート(Little Collins St)の高く並ぶビル陣の隙間に、パリの雰囲気漂うオシャレなケーキ屋『le petit gateau』がある。お店の内装、ショーケースのディスプレイの仕方も、他の店とは一味違う雰囲気。店内からはキッチンの様子を見ることができ、パティシェの真剣なまなざしを感じ取ることができる。なかなかオーストラリアでは見かけることのない、日本のデパ地下で売っているような繊細な味を味わうことが出来るとあって、思わずうきうきしてしまった。

このお店を切り盛りするのが、フランス菓子のパティシェPierrick Boyer氏。日本でも人気のあるPierre Marcolini氏など世界で有名なパティシェの元で学び、多くのコンペティションでの受賞経験がある。2006年からRAVC City Clubのパティスリーシェフとしてメルボルンの人々に美味しいケーキを提供している。

ショーケースの中には、Boyer氏率いる世界各国から集まったシェフ達によってデコレーションされたケーキたちが1つ1つ並べられており、「魅力的な味を体験しよう(Experience the irresistible flavors)」と謳っている通り、どれもこれもおいしそう。今日はどのケーキを食べようか悩まずにはいられない。

悩んだ末、今回は「baked seasonal fruit tart」、 「Spring Time」、「Chocolate and Hazelnut milk Feuille」の3つを食べてみることにした。



季節のフルーツを使ったケーキと言えば“タルト”。「baked seasonal fruit tart」($5.00)には今の時季、レモンが使われている。夏を思い出させる甘酸っぱいさわやかな味は、メルボルンの寒い冬の憂鬱を吹き飛ばしてくれる。


見た目も鮮やかで、名前の由来になるほどと納得してしまう「Spring Time」($6.50)。緑色の正体はピスタチオ、中にはベリー系のソースが隠れており、今までに味わったことのない美味しさである。ムースほど硬くなく、クリームほど柔らかくない、この不思議な食感も病みつきになってしまう。


『Le petit gateau』のチョコレートケーキは普通のチョコレートケーキではない。この「Chocolate and Hazelnut milk Feuille」($6.50)はブラウニーベースで、サクサクした食感の砕いたビスケットとヘーゼルナッツのプラリネという、なんとも贅沢な組み合わせ。チョコレートの味そのものとコクのあるヘーゼルナッツの風味をうまく融合させた、しつこくない甘さのチョコレートケーキである。


このお店のケーキやタルトはどの場面にもぴったり。会社のイベント、職場でのパーティー、家族の大切な記念日を祝う際、皆を笑顔へと導いてくれるはずだ。店内にはカフェスペースもあるので、いつもと違う雰囲気の中で美味しいフランステイストのケーキを味わいに出かけてみてほしい。


Le petit gateau
TEL/03 9944 8893
住所/458 Little Collins Street, Melbourne, VIC 3000
営業時間/月ー金 7:30-17:00
定休日/土・日
URL/http://www.lepetitgateau.com.au
E-mail/orders@lepetitgateau.com.au
 
 
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