【ICHIBA JUNCTION】 What’s ダイコン?
捨てるところなし!上手に使い分けて
ダイコンは地中海沿岸が起源とされるアブラナ科の植物。
▲ダイコンの花
中国では中身が赤い「紅心ダイコン」、スペインでは表皮が真っ黒な「黒ダイコン」など、色も形も様々なものが世界中で生産されています。紀元前2500年頃のエジプト、ピラミッド建設時に食べていた記録もあるようで、大根の歴史はとても長いんですね。
日本国内ではその約95%が「青首ダイコン」という品種が生産されています。今回はその「青首ダイコン」についてのご紹介。
>> 主な栄養成分と健康効果
アミラーゼ | 消化促進、整腸作用 |
食物繊維 | 大腸がん防止、老化防止に効果 |
辛み成分(イソチオシアナート) | 血栓予防 |
ビタミンC | シミ・そばかす防止、免疫力の強化、アルコールの分解促進、がん予防 |
ビタミンP | 脳卒中の予防 |
>> 選び方
葉にも栄養があるので葉がついていて、青々としてみずみずしいものを選ぶ。葉の茎を折って中がスカスカになっているものは避ける。
根の部分は白く円形状なっていて、張りと光沢のあるものが良い。ひげ根、くぼみがなく丸く手に持って、ずっしりと重みのあるものを選ぶ。
>> 保存法
ダイコンの保存は5℃が適温。
湿度を保つためにラップや新聞紙にくるんで冷蔵庫で保存する。葉を全部切り落としてから保存することにより水分の蒸発やス入りの原因を防ぐことができます。
>> 調理法
ダイコンは部位によって特徴が異なるので、上手に使い分けて調理しましょう。
葉 |
買ったその日のうちに調理。漬物や菜飯、汁物などに。
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首の部分 |
辛みが弱くかたいので、大根おろしやサラダに。
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中央部分 |
甘味が強いので煮物などに。
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先端部分 |
辛みが強く、味噌汁や漬物、味の濃い煮物、薬味として。
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皮 |
中央部より2倍のビタミンが含まれるため、捨てずにしっかり洗って活用しましょう。 キンピラなどがおすすめ。 |
+大根ハチミツ
民間療法として喉にも良いとされるダイコン。咳止めや風邪予防、食べすぎ、胃弱効果もある大根ハチミツを手作り!
①大根を拍子木切りにし、瓶に詰める。
②ダイコンが漬かるくらいまでハチミツを入れて蓋をする。
③一日置いたら大根エキスの出来上がり。
そのままでも良いですが、レモンやショウガを加えてお湯や水で薄めても美味しいですよ!
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