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ワトゥルの風

                               メル校デーへ向けて
                                                                 校 長 丸 本 亙
 8月15日から始まった2学期。始業式では、小学部2名、中学部1名の代表の児童・生徒が、2学期の目標を力強くしっかりと発表してくれました。発表してくれた子どもたち以外の子も、目標をしっかり持って今学期に臨んでい
ることと思います。その始業式の日に子どもたちが、手洗い場の近くの梯子の上に鳩が巣を作り、卵を温めているのを見つけてきました。卵が孵るまでじっと卵を温めている母鳥の姿は、子どもたちの心にも何か訴えるものがあるようです。元気に巣立って行くのをみんなで見守っていましたが、29日(月)の朝親鳩がおらず卵も巣の中にありませんでした。何か問題が起きたようで残念でなりません。
 23日には、日本代表のフッティーチーム「サムライズ」が来校し、本校の子どもたちにパスの仕方やボールの蹴り方を丁寧に教えてくださいました。3年に1回の世界大会に出場するためにシドニーとメルボルンに来ているのだそうです。子どもたちに大変優しく接し、フッティーの楽しさを伝えてくれました。
 今日31日には、プレップと小学部1~4年生の第1回目の交流学習が行われました。9月14日には5・6年生の交流学習が予定されています。小学部の交流学習の様子については10月の学校だよりでお知らせ致します。さて、いよいよメル校デーが近づいて来ました。メル校デーはメルボルン日本人学校にとって、学校外の方々に学校を知って頂く最も大きな行事です。現地の方々は、日本の学校がどんな所なのか、また、日本の文化を少しは知っていても、なかなか触れることができないので、どんな文化を持った国なのかと、興味津々で本校を訪れるのではないでしょうか。そんな方々に、日本の素晴らしさを知って頂いたり、日本の子どもたちの元気さや明るさや優しさを
知って頂く最高の場と考えています。
 午前中の「ワトゥルタイム」では、小学部は国語・音楽・体育の中から、日本独特のものを取り上げ紹介しながら学習を進めていくことになっています。国語では、習字と俳句の学習を取り上げます。音楽では、リコーダーと和太鼓を取り上げます。体育では、相撲を取り上げます。今回、日本相撲協会にお願いして、「まわし」を送って頂きました。これらの学習の中に、現地の方々にも参加して頂き学習を進めていきます。中学部は、東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方について調べ、復興への願いを込めながら発表することになっています。現地の方々に日本を知って頂く学習発表になることと思います。
 午後は、昨年度までの「チャレラン」からより「和」を意識した「祭DE番付」を行います。また、保護者の方々にもご協力頂き、「祭DE番付+」も行います。いろいろな工夫をしたゲームに楽しく取り組んで頂ければと思っています。バザー・リフレッシュメント等には、保護者の方々の多大なご協力を頂いております。子どもたちが楽しくそして充実した活動ができるよう、そして多くの方に参加して頂けるようにお力を貸して頂いていますことに、本当に感謝致しております。ありがとうございます。大成功でメル校デーが終わるものと確信しています。
メル校デー・運動会と大きな行事が続きますが、今後もご理解ご協力の程よろしくお願い致します。
                                                                   

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