Federerが4回戦で敗れる
更新日: 2014-06-03
うにょ〜ん。
Roland Garrosですが、2週目に入りさらなる激戦となっていますねえ。タイトルに有る通り、ラトビアのGulbisがフルセットの末にFedererを破り2008年以来の準々決勝進出を決めました。このコラムでも今後の若手として何度か紹介していますよね?一時期怪我でツアーを離れていましたが、復帰後のフォアのフォームがとんでもないことになり話題となった選手です(笑)。また結構な毒づき、トップに対しても言いたいことをいう選手として、オフコートでも話題をさらっています。昨日のハイライトはこちらとなります。
なぜか埋め込みコードが使えない。。。
昨日のGulbisはドロップやロブを巧みに織り交ぜ、Federerを走らせました。そこに今までの試合の軸となった強烈なサーブとバックハンドが見事に組み合わさり素晴らしいテニスでした。何年か前にローマの大会でFedererを撃破し話題となった頃は強烈なストロークを打ち込みハマれば強いが、はまらない時が多かったのですが、すっかり成長した様子が見られましたねGulbisはこの後準決勝進出を賭けてチェコのBerdychと戦います。
この記事が上がる頃にはベスト8が出揃っていますが、優勝はDjokovicでしょうね。優勝候補筆頭はNadalですが、今大会のスタッツを見ていると、普段のNadalのサーブの平均速度から20km/hほど遅いのが分かります。また写真を見ても腰にテーピングをしているようで、完璧とは言えないようです。
一方のDjokovicはTsongaを完璧に抑えこみました。自信も完璧に近いテニスだったと語るように自信に満ち溢れていますね。
今大会で優勝すると生涯GSを達成するわけですが、1999年に自分のアイドルのAgassiがFrench Openで達成した時には、またしばらく生涯GSは見られないんだろうなあと思いました。なぜならこの時の記録は1969年のRod Laver以来の記録でしたから。しかし10年後にFedererが達成し、翌年にはNadalが達成しました。こう数字だけ見るとレベルが下がったように感じてしまいますが、Nadal、Federer、Djokovic、Murrayと怪物達が一同に介した事でテニスの質はとんでもなく進化しましたよね。メディアはやはりこの時代が一番おもしろいと評しています。
そんな中昨年以降、BIG 4の台頭を阻むように若手や追随する同世代が出てきました。ようやくマンネリ化が終わり、BIG 4だけでつまらないと言っていたテニスファンもまた戻ってきたように感じましたね。Raonicが第8シードを守りベスト8に残っています。次がDjokovicで厳しい戦いになりますが、期待したいですね。
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