【ICHIBA JUNCTION】 What’s 納豆?
日本古来の健康食品。その栄養と健康効果とは?
[ 10/Apr/2012 ]
納豆は古くからの健康食品として、日本人の食卓に欠かせない食べ物の一つです。
縄文時代には既に大豆が伝来し、奈良時代には納豆として定着していたとされています。また古くからの書物にも記載されるほど、人々の間に普及してきた食品です。戦国時代には、豊富な栄養から蛋白源やスタミナ源にもなっていました。江戸時代には「納豆売り」が毎朝売り歩いていたそうです。
では、納豆の健康効果にはどのようなものがあるのでしょうか?
栄養素 | 効能・効果 |
イソフラボン | 免疫力増強作用・ホルモンバランス正常化作用 |
レシチン | 整腸・ダイエット・疲労回復・抗菌殺菌効果 |
亜鉛 | 整腸・ダイエット・抗潰瘍効果 |
サポニン | 抗菌・殺菌・美容美肌・高血圧・血栓予防 |
たんぱく質 | 骨元気・更年期障害予防 |
カルシウム | 骨元気・抗潰瘍・ストレス解消 |
マグネシウム | 美容美肌効果・抗潰瘍・抗菌殺菌効果・ストレス解消 |
食物繊維 | 美容美肌効果・糖尿病・中性脂肪・コレステロール制御・便秘抑制 |
ビタミンE | 美容美肌効果・更年期障害予防・中性脂肪抑御 |
カリウム | 美容美肌効果・高血圧予防 |
ナットウキナーゼ | 血栓予防 |
ムチン、ポリグルタミン酸 | 美容美肌効果 |
ビタミンB1 | 中性脂肪抑制・ダイエット・疲労回復・免疫力強化 |
ビタミンB2 | 美容美肌効果、整腸、ダイエット |
ビタミンK | 骨元気・老化防止・抗潰瘍 |
納豆菌 | 美容美肌効果・整腸・ダイエット・風邪予防 |
ジピコリン酸 | 風邪・インフルエンザ予防・抗菌殺菌 |
セレン | 抗酸化作用・抗ガン効果 |
※高凝血薬(ワーファリンなど)を服用中の方は、薬効が弱まるため納豆の摂取は避けた方が良いとされています。
また納豆は夜に食べた方が効果的と言われています。
納豆に含まれるナットウキナーゼという酵素は、血栓を溶かす作用があり、その効果が約10-12時間続くため、血栓を原因とする病気に有効とされています。
その血栓ができやすい(脳梗塞等)時間帯が、睡眠後6-8時間とされており、睡眠中に発病することが多いのです。そこで、ナットウキナーゼが体内で有効に働く10-12時間を、血栓が出来やすい時間に合わせるように、夕食に納豆食べると良いと言われているからです。
一般的には白いごはんと一緒に食べることが多いですが、炒め物、お味噌汁、カレーやうどん、そばのトッピングなどおかずの食材として利用することもおススメです。
もちろん何事も過ぎたるは及ばざるがごとし。食べ過ぎには充分注意しましょう。目安は一日2パック(約90g)までとして、他のおかずなどと組み合わせて上手に食事に取り入れ、健康維持を目指しましょう。
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