増岡ヒロミさんの物語(最終回)
更新日: 2022-06-19
旅行が好きで、オーロラが見られるイエローナイフと言うカナダの一番北とか、イタリアもシチリア島とか、一人で回ったことがあります。60歳の時、南米に3か月くらいリュックサックを背負って一人で回ったこともあります。アルゼンチンの一番南なんか、素晴らしかったです。小学校の時習ったペルーとボリビアにまたがる高度3000メートルの所にあるチチカカ湖と言う湖に行きました。高度3千の所で温泉の出る街とか、泥だらけの湖で泳ぎましたよ。今考えると他人が絶対やらないようなことをしました。スペインのマジョルカ島と言うところに行って、子供の水泳にお手伝いさんのような形で、2週間くらいいたことがあります。そこに崖の方から海の方にはしごが下りているところがあって、一人ではしごを下りて海に飛び込んで、帰りにはしごを上るのに苦労したこともありました。5年位前からジャーナルを書き始めました。せっかくいろんなところに行ったのに字にしていないなと思って、日本一周の時のことから書き始めましたが、まだまだ追いついていません。イギリスを旅して、メルボルンに来たあたりまで、書きました。1冊の本になるくらいの量です。誰に見せる為でもなく、自分のために書いているんですけど、娘に上げたら、すごく喜んでくれました。自分がまだ生まれていない時のママを見た感じがしたって。だから、書いたかいがあったなと思っています。色んな所に行って、たくさん思い出があるので、結構書くのが大変です。
娘が生まれて腰が悪くなって、34歳の時水泳を始めました。毎日1キロ泳いで、サウナに入って、歩いて帰ることを、40年以上続けています。どこに行っても、まずプールを探します。スポーツは好きなんです。泳ぎはプールさえあれば楽にできます。
前も言ったように、12歳から60歳までソフトボールをしましたが、メルボルンにはソフトボールのチームがたくさんあるんですよ。夏チームと冬チームと言うのがあって、オーストラリアのチームは活躍していますよ。皆65歳くらいまでやっていますよ。オーストラリアのチームでは、日本人は私だけでした。私はグループで活動するのが嫌いなので、日本人とのお付き合いは余りしていません。私は、今でも一匹狼なんです。
ちょさ
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